研究会の活動

国語部 総合研究発表会Ⅱ 書写委員会 4年生「らん『平がな(折れ)』」

公開日
2026/03/04
更新日
2026/03/04

国語部

 本年度、国語部書写委員会では、研修主題を「課題をもって、書写学習に主体的・対話的に取り組む力を育て、実生活につなげる」とし、めざす学習者像を「文字を大切にし、学んだことを日常生活に生かそうとする子ども」と設定して研究を進めています。

 書写学習では、毎時間共通の「書写の流れ」を構成し、硬筆→毛筆の試し書き、自己課題の設定、練習、ペア・グループでのアドバイスタイム、まとめ書き、相互評価という一連のサイクルを重ねることで、主体的・対話的な学習を実現しています。この流れ自体が課題解決学習となり、毛筆学習が硬筆や日常の文字に還元されることを重視しています。 

 4年生「らん」の実践では、「折れ」「折り返し」といった平仮名特有の筆遣いに着目し、穂先マグネットや点画ピースなどの教具を活用して、視覚的に筆使いを理解できるよう工夫しました。また、試し書きと手本を比較して自分の課題を赤ペンで明確にすることで、学習者自身が課題に気づき、改善へ向かう姿が見られました。グループでのアドバイスタイムや「ほめほめタイム」を通して、互いの良さを認め合いながら学ぶ場をつくったことも大きな成果です。

 課題として、筆遣いを意識する意味を学習者と共有することや、学級差による課題の焦点化、話し合いの視点が定まりにくい児童への手立てなどが挙げられました。今後も書写学習を日常生活につなげ、文字を書く楽しさや大切さを実感できる授業づくりを進めていきます。