大阪市立北稜中学校

【全校集会】「不易と流行」Part2 ── ノッカーアッパーと104番号案内

公開日
2026/03/17
更新日
2026/03/17

学校日記

3月17日(月)、1・2年生による全校集会が体育館で行われました。先週金曜日に3年生が卒業したばかり。いつもより少しだけ広く感じる体育館に、自分たちの話声がいつもよりよく響いて、「3年生がいないんだ」と改めて実感した生徒も多かったのではないでしょうか。


学校長からは、前回の全校集会で取り上げた松尾芭蕉の「不易と流行」の続編として、「流行」=時代とともに変わるもの について、2つの具体的な話題が紹介されました。

1つ目は、イギリスにかつて存在した「ノッカーアッパー(Knocker-Up)」という職業です。目覚まし時計がまだ高価で手に入らなかった時代、長い棒で窓をコンコンと叩いて人々を起こして回る、いわば"人間アラーム"の仕事でした。安価な目覚まし時計が普及すると、この職業は姿を消しました。※掲載している白黒写真は、1929年に東ロンドンで撮影されたノッカーアッパーの記録写真です。

出典:Rare Historical Photos / Getty Images)

2つ目は、私たちにもなじみのある電話番号案内「104」です。明治23年(1890年)から130年以上続いてきたこのサービスが、今月3月31日をもって終了するとのこと。スマートフォンやインターネットの普及により利用者が大きく減ったことがその理由です。


しかし、「なくなる仕事がある一方で、新しく生まれる仕事もたくさんある」という前向きなメッセージも。そして、どんなに技術が進んでも変わらない大切なもの──人と向き合うこと、自分の頭で考えること、相手を思いやること──これこそが「不易」であり、AIには代わりがきかない力だと話がありました。


校長講話(2026年3月17日)不易と流行②ノッカーアッパーと104


修了式まで残り4日。4月からはそれぞれ新しい学年に進みます。生徒たちは真剣な表情で耳を傾けながら、「変化を楽しみ、変わらない大事なものを持ち続ける」というメッセージを受け止めている様子でした。


保護者・地域の皆さまには、日頃より本校の教育活動にご理解・ご協力をいただき、ありがとうございます。今年度も残りわずかとなりましたが、最後まで子どもたちが安心して過ごせるよう、教職員一同見守ってまいります。


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※掲載している写真はすべて学校備品のカメラで撮影し、教員用PCに有線で取り込んだ上で、安全に管理された環境からホームページにアップロードしています。