大阪市立北稜中学校

いじめ・いのちについて考える日――いのちの重みを見つめ、互いを尊ぶ心を育む学び

公開日
2026/04/10
更新日
2026/04/10

学校日記

本日5・6限目、全クラスで「いじめ・いのちについて考える日」の取組を実施しました。

本来、この取組は大阪市においてゴールデンウィーク明けの月曜日に実施されるものですが、本校ではこれをより大切な学びの機会と位置づけ、4月11日(今年度は土曜日にあたるため本日実施)5月のゴールデンウィーク明け、そして7月の夏休み前年3回、独自に実施しています。

この時間は、いじめを単なる友人同士の行き違いや一時の感情の問題としてではなく、人の尊厳を傷つけ、ときに生きる力そのものを奪いかねない重大な問題として受け止め、一人ひとりが自分自身のこととして考えるための大切な学びの時間です。


1年生は、さまざまな気持ちを表す言葉に目を向け、どのような言葉が人を安心させ、どのような言葉が相手を傷つけるのかを考えました。
同じ言葉であっても、受け止め方は人によって異なることを確かめながら、相手を思いやるコミュニケーションの大切さについて学びました。


2年生は、「いじめの正体」をテーマに学習しました。
いじめは、心の中に積み重なったつらさや悲しさ、怒りやストレスを他者にぶつけることから生まれる側面があること、そしてその行為が相手の心を深く傷つけ、いのちに関わる深刻な結果につながり得ることを、資料を通して真剣に受け止めていました。


3年生は、「いじりといじめ、どう違う?」という問いを出発点に、ロールプレイや話し合いを通して考えを深めました。
その場が笑いに包まれているように見えても、本人は苦しさや戸惑いを抱え、声を上げられずにいることがあること、また、一度できた空気や関係を変えることの難しさについて、多面的に考える時間となりました。


どの教室でも、生徒たちは静かにプリントへ向き合い、自分の考えを書き、仲間の意見に耳を傾けていました。
その姿からは、いじめの問題を遠い出来事としてではなく、自分たちの日常の言葉や関わり方の中にある課題として受け止めようとする、真摯な思いが伝わってきました。

いじめは、決して許されるものではありません。
しかし本当に大切なのは、ただ「いけない」と知ることだけではなく、なぜ人は人を傷つけてしまうのか、どうすれば苦しさを別の形で受け止め、支え合いへと変えていけるのかを、考え続けることです。


本校はこれからも、一人ひとりの命と尊厳が大切にされる学校、そして誰もが安心して過ごすことのできる学校をめざし、日々の教育活動を丁寧に積み重ねてまいります。


※掲載している写真はすべて学校備品のカメラで撮影し、教員用PCに有線で取り込んだ上で、安全に管理された環境からホームページにアップロードしています。