糸を紡ぐ(つむぐ)
- 公開日
- 2022/11/17
- 更新日
- 2022/11/17
お知らせ
夏の終わりころ、こちらのホームページでもご紹介したことのある、豊崎中学校で栽培していた「綿花」コットンフラワーについて。
秋の始まりには、お花は収穫されました。
それらは、乾燥させれば、立派な豊崎中学校産の天然コットンのできあがり!!
この綿の花の中には、種が入っていますので、取り出して植えればまた来年も美しい花が咲きます。
さて、この豊崎産の天然コットン。
こちらを使用して、家庭科の授業で糸紡ぎ(つむ)を行いました。
綿を手作業で、少しずつ少しずつ、ちぎれてしまわないように指でゆっくりと糸状に伸ばしていきます。上手に行えば、1つの花からはとてもとても長い糸ができあがります。
昔の人たちは、この綿の花から、手作業で糸を作りました。
実際にチャレンジしてみて、その作業の難しさ大変さを知ることができます。
このように、植物から糸ができることや、さらに加工されて、私たちが使う衣類やタオルなどの日用品ができていることを知りました。
身近なところにも存在する貴重な資源を見ることや、人の手によって作られる手間を知ることも、物を大切に扱うことを考えるきっかけになりました。