豊崎中学校の図書室だより (読書週間 お昼の放送より)
- 公開日
- 2022/11/16
- 更新日
- 2022/11/18
お知らせ
みなさん こんにちは!
今日は図書室(司書さんの名前)が、担当いたします。よろしくお願いします。
さて、豊崎中学校の図書室には何冊くらいの本があると思いますか??
答えは現在で9300冊ほどあります。
ではその中で一番分厚い本はどんな本だと思いますか??
答えは広辞苑という辞書です。何センチでしょう?約10センチの幅のある辞書です。
では、一番高い本はどんな本だと思いますか??
これは、スタジオジブリが創った「宮崎駿とジブリ美術館」という本です。素敵な本です。
ぜひ一度図書室に見に来て下さい。
では一番古い本は??
1973年(昭和48年)に受け入れた「日本国語大辞典」です。豊崎中学校の歴史を見守ってきた本ですね。
ここで豊崎中学校の図書室の特色をいくつか紹介します。
まず各種類の辞典や辞書が充実していることです。例えば、「色の辞典」「感情のことば選び辞典」「日本語アクセント辞典」など何かを調べようと思ったときに役に立つ辞典がたくさんあります。
また、ビジュアルが美しい本がたくさんあるのも自慢の一つです。「世界の美しい図書館」「世界のかわいい家」など、旅行しなくても旅に出た気分になれる本が、そろっています。
それから、「大阪に関する本のコーナー」を作っています。これは、校長先生が大阪に関する本をたくさん寄贈してくださったので歴史のコーナーに常設しています。地名や大阪弁についてたくさんの本があります。住んでいても知らない大阪を調べに来てください。
毎年たくさんの新しい本を受け入れています。
もうすぐ、またたくさん受け入れる予定です。なるべく皆さんの興味にそって選んでいますが、読んでみたい本や知りたい事柄がありましたら、ぜひ図書室へ来てください。
最後に私のおすすめの本を1冊紹介します。
絵本はあまりたくさん置いていないのですが、その中で約20年前に受け入れ、いまだに本棚にある絵本です。
「ガブリエル・バンサン作 ヴァイオリニスト」という絵本です。
バンサンはベルギーの作家です。白と黒だけの画面で文字も極端に少ないのですが、開いていくと青年とヴァイオリニストとの会話や、バイオリンの音が聞こえてきそうな1冊です。
ゆっくりと時間が流れるひとときを過ごせそうな、先生方にもおすすすめの1冊です。
外国語で書かれた本ですので,日本語に翻訳をした人がいます。今江よしともさんという童話作家です。
大阪の方なので、ほかの絵本では、大阪弁での翻訳もしておられます。
図書室で探してみたら、「マイクセイラー作 ぼちぼちいこか」という絵本が見つかりました。
ほんわかした面白い訳です。絵本でもいろんな読み方ができます。一度試してみてください。
この放送の後、図書室前に展示しておきます。
さて今年一番図書室で本を借りた人は、いったい何冊借りたでしょう?
4月から今日までで24冊を借りてくれています。
昨年度は1年間で56冊を借りた人が一番でした。
「学校の図書室には、見たい本がない」という人は、お隣の北図書館をのぞいてみてください。もっとたくさんの本がありますし、なければ大阪市立図書館からお取り寄せができます。
私は、毎週水曜日には図書室にいます。なんでも相談に来てください。
今日は聞いてくださってありがとうございました。
2022年11月16日 読書週間にむけて