2月3日 1年生 性教育
- 公開日
- 2023/02/20
- 更新日
- 2023/02/20
お知らせ
2月3日金曜日の5、6時間目。本校の体育館にて1年生は性教育の授業を行いました。
講師には、出産の現場でお仕事をされている助産師の先生がお越しくださいました。
体も心も、とても著しく変化する思春期にあたる中学生の皆さんへ向けて、とてもわかりやすく優しく寄り添うようにお話をしてくださった講師の先生。
先生のお話から、命の尊さ学びます。
ひとつの生命が誕生することが、とても奇跡的な確率であることや、出産は、お母さんと生まれてくる赤ちゃんにとっても命がけであることを知りました。
赤ちゃんが実際お腹にいるような大きさと重さ経験する『妊婦体験』をしました。
お腹の大きな妊婦さんにとっては、靴下をはくことも一苦労。
普段皆さんがなんとも思わない低い階段の上り下りも、足元が見えずとても危険です。日常生活のなかのちょっとした動作ををするだけでも大変なことがいっぱいあります。
『赤ちゃんの抱っこ体験』では、生まれたばかりの赤ちゃんの体重や大きさのある人形を抱っこします。
柔らかくて首などもふにゃふにゃで壊れてしましそうな赤ちゃん。慣れていないと赤ちゃんの抱っこはとても難しいものです。
どこをどのように持てばいいのか?みんなの前で代表して体験してくれた皆さんも初めは戸惑っていました。
しかし、お人形さんであっても抱っこしていると、その小ささや重さに、いとおしさを感じるようです。
本当の赤ちゃんを抱っこしているかのようでした。自然にあやすように抱っこしていたり、抱っこをしているみんなが、とても優しい笑顔になっていたのが印象的でした。
生徒の皆さんひとりひとりが、とても尊い命です。一人として同じ人はいません。ひとりひとりの誕生が奇跡です。どうか皆さんは自分を大切にしてください。
ここまで大きくなれたのも、自分一人の力ではありません。多くの人の支えがあってこそです。周りの人への感謝も忘れずにいてください。