校長からは、『韓国平昌オリンピック』のスピードスケート女子５００ｍのメダリスト小平奈緒（こだいら　なお）選手と李相花（イサンファ）選手のお互いを思いやる素敵なシーンについてお話をしました。
　李相花選手は、これまでのオリンピックで２大会連続で金メダルを獲得していました。今回は自国開催ということで、大きな期待が寄せられていました。小平奈緒選手と李相花選手はお互いに強力なライバルです。レース終了後、小平奈緒選手は、涙を流している李相花選手に近づき、「（大きな期待がかかっていたのに１位になれなかったことに対して）大丈夫？私はあなたを（１位になった）今でもリスペクト（尊敬）しています」と、声をかけたそうです。そして、２人が肩を寄せ合っていました。美しい姿だと思いました。レースですから、勝ちと負けがでます。しかし、競い合いながらもお互いを大切に思う気持ちが表れた素敵な場面であったと思います。
　あと数日、オリンピックでは素晴らしい演技やレースがあると思います。そして、感動的な場面に出会うと思います。ぜひ、テレビや新聞等でそのようなシーンを見てほしいと思います。

　美術部と美術科の作品の表彰状の伝達を行いました。受賞した皆さん、おめでとう。そして、ありがとう。