東中日記

平和への誓い【8月9日[土)】

公開日
2025/08/09
更新日
2025/08/09

行事

昭和20年(1945年)8月9日午前11時2分、長崎に原子爆弾が投下されてから80年の月日が経ちました。本日執り行われる平和祈念式典では、『水を求めて亡くなった犠牲者に水をささげる「献水」の儀式』も行われます。また、昨年のご遺族代表者の『平和への誓いのお言葉』が思い出されます。
『peace is a world heritage shared by allhumankind(平和は人類共有の世界遺産である)』と申し上げ、亡き御霊(みたま)へ捧げる平和への誓いの言葉といたします。」

38期生とともに訪れた広島。事前学習の取組、『世界を変えるために』の全員合唱、資料館の見学、当時のお話もお聞きしました。過去の出来事で済ますのではなく、その過去からしっかりと学び、他人事ではなく、自分事として物事を考え、平和な社会・世界をともに創っていきましょう。

平和への祈りを
 平和への誓いへ
  そして 行動に
   がんばろう 東中生

世界各地では、今なお戦争・紛争状態が続いています。東中生が過去から学び、今を精一杯に生きて、未来において平和な世界の創り手となり、安心して生活できる安全なまちづくりの主体者となることを願います。

写真は6月の修学旅行での平和セレモニーなどの記事から引用しました。

全員合唱はこちらをクリックするとお聴きいただけます。

また、記事は以下のタイトルをクリックしてご覧ください。
・3年生修学旅行12〜平和セレモニー1

・3年生修学旅行13 〜平和セレモニー2〜

・3年生修学旅行14〜平和セレモニー3〜

・3年生修学旅行25〜平和宣言・明日へ〜

・3年生修学旅行26〜各クラスの『平和メッセージ』〜

『平和宣言』

 1945年8月6日午前8時15分。世界初の原子爆弾がここ広島に投下されました。
 強烈な熱線と爆風、そして放射能の恐ろしさは人類の想像をはるかに超えましだ。一瞬のうちに亡くなった人々、また即死をまぬがれても生死の境をさまよい、白血病などの病気に苦しまれた人々。その年の暮れまでに約14万人が、たった一発の爆弾で亡くなりました。その後も後遺症に苦しんでいる方がたくさんおられます。
 2025年現在、世界には9か国の核保有国、約12,300の核兵器が存在し続けています。保有国は「自国を守るため。戦争をしないため。平和のため」といいます。しかし、核兵器によって守られる平和は本当の平和でしょうか。それは絶対に違うと私たちは学びました。

 80年たった今、私たちにできることは何でしょう。
1つ。唯一の被爆国として、私たち自身がまず原爆の恐ろしさ、悲しみを知ること。
2つ。同じ過ちを繰り返さないために、次の世代に伝え続けていくこと。
3つ。本当の平和について考え、自分にできることを考え、行動を始めること。

 戦争や原爆で亡くなられた方のご冥福を祈り、地球上からすべての核兵器が無くなることを心から願い、私たちの平和の誓いとします。

  令和7年6月4日 大阪市立東中学校代表

3年生修学旅行1日目26 〜各クラスの『平和メッセージ』を掲載します〜こちらをクリックすると記事にジャンンプできます。
【1組】
私たちは、毎日学校へ行き、好きな部活や習い事をして、友達と話し、家族と過ごせる日々を過ごしています。でもそれは世界のだれもが当り前に過ごしている日常ではありません。今も世界中のどこかでは、戦争で家や家族を失ったりしている人がいます。平和とはただ戦争が無いことではないと思います。人と人が仲良くし、安心して暮らせることだと私は考えます。戦争が起き、食事ができないということは、今を生きる私たちにとって実感しにくいことです。私たちができることは、この悲しい歴史をしっかり学ぶことだと思います。そして同じ過ちを繰り返さないように、次の世代へ語り継ぎ、風化させないことです。この宣言を私たちの心にしっかり刻み、行動することで、平和な日々を守りたいです。
1組代表

【2組】
私たちは戦争のバカらしさ、原爆の悲惨さ、恐ろしさを学びました。そして、心の底から命の大切さ、野さを実感しました。戦争は、何の罪もない人の大切な命が簡単に奪われます。戦争は人の体や心に傷を負わせるだけてなく、原爆のような恐ろしいものまで作られてしまいます。戦争は本当に意味のないものだと思います。私たちは唯一の被爆国に住む人だからこそ、たくさんの人に伝え、絶対に忘れてはいけません。世界では戦争が繰り返されていますが、いろいろな意見を認め合い、お互いに歩み寄り、一人一人が今、何ができるかをしっかりと考えて生きていくことで、戦争をなくしていかなければなりません。この世界が平和で少しても多くの命が幸せにあすを生きることを願っています。
2組代表

【3組】
私たちは今日こでへ来るまで、平和の大切きや広島の原爆投下後の街並みなどたくさんのことを学んできました。私は一度この場所に来たことがありますが、何回来ても当時の状況が目に浮かび、悲痛な気持ちになります。今、平和な日々を送れていることに感謝して一日一日を大切にしたいと思います。これからも平和についてもっと考えていかなければならないと思いました。
3組代表

【4組】
私たちは「はだしのゲン」の実写版を見たり、1人1人の調べ学習の発表などの平和学習を通して、私たちが学校に登校して授業を受けて、ご飯を食べていることはあたりまえてはないことだと改めて実感することができました。また、世界の平和を後世に語ることも大切だとわかりました。今このように話している間も、戦争をしている国では家族や家を失った人がいるのだろうなと思うとすごく怖いです。そのためにも、今、与えられた時間を精一杯生きようと思います。戦争が終わって平和な世界がきてほしいです。
4組代表

【5組】
戦争は人の命を簡単に奪ってしまいます。みんな家族があり、大切にされ、大切に思っています。原爆を落とされたのは日本だけです。その悲惨さは世界中が知っていることですが、本当の悲惨さを知っているのは、その時、実際に広島にいた人たちだけです。その恐ろしい体験を私たちはしっかり受け止め、世界と後世に伝えていくことが、私たちができることであり、していかなければならないことだと思います。
5組代表

【6組】
私たちは戦争について学び、戦争の怖さや何もしていない人々の命が奪われていく姿に驚きをおぼえました。また、戦争による被害や苦しみを忘れず、平和の状態を継続できるように人の命を大切にしていきたいと感じました。この原爆ドームを実際に見ることで改めて原爆の恐ろしさを実感しました。このようなことが二度と繰り返されない社会になることを願うだけでなく、僕たちが行動して作っていかなければなりません。
6組代表