平和登校日
- 公開日
- 2019/08/06
- 更新日
- 2019/08/06
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
昨日、8月5日(月)に、大阪市消防局7階の、エアコンのきいた講堂で、「平和登校日」を行わせていただきました。
大阪市消防局のみなさまに感謝申しあげます。
8月5日(月)平和登校日講話
夏休みも、間もなく折り返し地点となります。
みなさんの元気そうな顔を見ることができて、ほっとしています。夏休み後半も、元気に過ごしてください。
6月22日の夏至から約1カ月半が過ぎ、夕暮れが少しずつ早くなってきたことを実感できるようになってきました。
そして、今週8月8日(木)が24節気の13番目「立秋」です。
秋の気配があらわれてくる頃で、夜には秋の虫の音が聞こえ出す頃ということですが、今年は梅雨明けも遅く、まだまだ猛暑が続きそうですから、熱中症に十分に気を付けてください。
そして、この「立秋」からは、「暑中見舞い」から「残暑見舞い」になります。
さて、明日8月6日は、74年前に、広島に原子爆弾が投下された日です。
3年生のみなさんは、修学旅行で広島を訪問し、原爆資料館を見学、ボランティア・ガイドさんと班ごとに平和公園内の「碑めぐり」、そして「原爆の子の像」の前で「平和セレモニー」を行いました。
司会を浜田さん、平和宣言の読み上げを村川さん、千羽鶴の奉納を山口さん、全員で黙とう、そして田畑くんの指揮のもと全員合唱「たいせつなもの」と、素晴らしい平和セレモニーを行い、平和な世界の実現に向けての決意を誓いました。
しかし、7月5日(金)の3学年揃っての「平和学習」では、ジャーナリストの西谷文和さんから、世界ではいまだに戦争が無くなっていない現実を学びました。
最後に、村川さんから西谷さんに、「戦争に関係のない人や、幼い子どもたちまでもが、その尊い命を奪われる。そんな悲惨な出来事が、今もなお続いているのだと考えると、今の私たちの「当たり前」は決して「当たり前」ではないのだと胸が痛くなりました。私たちは西谷さんがおっしゃっていたように、たくさんの面から物事を見て、正しい判断ができるようになりたいと思います」というお礼の言葉を述べてくれました。
今日は、再び、西谷さんからいただいた別のDVDを見てもらいます。
さまざまな人権侵害、人権問題がありますが、最大の人権侵害は、他人の命を奪うことだと思います。すなわち、戦争は最大の人権侵害、人権問題だと思います。
しっかりと見て、平和について考える機会にしてほしいと思います。
また、そのあと大阪市消防局、西消防署の方々に、救命講習をしていただきます。
万が一、目の前で家族や友人が倒れたとき、その命を救うことができるように、真剣に、しっかりと学んで、有意義な登校日としてください。