10月21日(月)全校集会講話
- 公開日
- 2019/10/21
- 更新日
- 2019/10/21
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
季節は、さらに進んで、今週木曜日10月24日が、24節気の第18番目「霜降(そうこう)」です。
秋が深まり、霜が降り始め、紅葉しはじめる頃です。
「霜降」から、次の「立冬」までの間に吹く寒い北風を「木枯らし」と呼びます。
一気に朝晩の気温が下がってきますので、体調管理に気を付けてください。
以前に、台風に負けないように、水田の水を抜くという話をしました。覚えていますか?
つらいことに耐えて、しっかりと、根を伸ばして、しっかりと自分の足で、大地に根を張って立ってほしいという話でした。
同じように、木にも、それぞれ個性があり、人間とそっくりだそうです。
日当たりのよい山の中腹以上に生えている木は、日光をしっかりと浴びて育っているし、風や雨、嵐にも耐えて、強くたくましく育っているので、家の大黒柱など強い柱になるそうです。
反対に、山あいの谷間で育った木は、水分も多く、栄養分もたっぷりあり、光も、風も嵐にも、それほどさらされていないので、強くなく、柱には使えず、板として使うそうです。
同じ1本の木でも、理科で習ったように、南側は、太陽を浴びて年輪が広がっています。
北側は、北風にさらされ、年輪の幅は狭くなっています。そのため、北側は強い柱になり、南側は板にするそうです。
3年生の皆さんは、今日、「英検IBAテスト」があります。
しっかり、がんばってください。
このあと、賞状の伝達を行います。