第2回 保護者進路説明会 校長挨拶
- 公開日
- 2020/11/07
- 更新日
- 2020/11/07
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
本日は、あいにくの雨模様の中を、第2回 進路説明会にお越しいただき、ありがとうございます。
早いもので、暦の上では、本日が「立冬」です。
いよいよ、本格的に寒くなるということですので、体調管理には、じゅうぶん気をつけていただきたいと思います。
さて、前回の7月3日の第1回進路説明会で、私の方から、いくつかのお願いをしました。来られなかった方も、おられると思いますので、少し振り返りたいと思います。
1つ目は、お子さんに、自分が将来何をしたいか、何になりたいか、という目標を持たせていただきたい。お子さんの進路について、ゆっくりと話をしてあげてください、ということでした。
2つ目は、学習環境を整えてやっていただきたい。
勉強部屋を与えてほしいとかいうのではなく、勉強を始めたらテレビを消してあげるとか、進路に向けてのモチベーションを高めてあげて欲しい。お子さんの変化を見過ごすことなく励ましてあげてほしいということでした。いかがでしたか。
3つ目は、基本的生活習慣を確立させてあげて欲しいということでした。
遅刻、欠席をする、敬語を使えない、礼儀を知らない生徒・社員を、どこも欲しがりません。
まじめに一生懸命仕事する社員しか、雇ってくれません。
お子さんに合った、お子さんを伸ばしてくれる高校を、学校見学や体験入学で見つけてほしいということでした。いかがでしたか。
最後に、進路決定の時期までに、歯科、耳鼻科、眼科などの治療を終えておいてほしい。入試間際になって歯が痛い、などということのないようにしてあげてください、ということでした。
インフルエンザの予防接種も、早く受けないと、もうワクチンがなくなりました、と言われますよ、というような話をしました。
再度確認を、お願いします。
さて、3年生のみなさんは、部活動も引退し、いよいよ進路決定に向けて、覚悟を決めて、ラストスパートをかけなければならない時期になりました。
しかし、保護者の方から、子どもが、なかなか受験勉強に集中してくれない、という声を聞きます。
来週からの進路懇談会で、保護者の皆様とお子さまと、学級担任の先生と、十分にお話し合いをしていただきたいと思います。
高校を決めるのではなく、お子さんの今後の人生を、どう生きるかという話し合いをしていただきたい。だから、高校への進学相談会ではなく、進路、「進む道」懇談会なのです。
第1回進路説明会でも申しあげたが、私も3人の息子の子育てを経験しました。
次男が、長男と同じ高校に行けませんでしたが、その高校で、上位にいることにより大学への推薦を頂けました。
ギリギリで入って、下位にいると推薦も貰えず、失敗していたと思います。どちらが、将来的に得か、考えてほしいと思います。無理をさせず、自分に合った高校に行かせる方が、力を発揮できると思います。
そして、わが子も塾に行かせていましたが、進路決定の最後の判断は、自分でさせてください。
そして、私立高校入試の前には、3学期始めに、私も含めて、私立高校に進学相談にまいります。
それぞれの私立高校が、過去の本校の受験生の入試結果をもとに分析した結果をふまえて、本年度受験予定者の一人一人の合格可能性を教えてくださいます。
その私立高校への進学相談に際して、受験に前もって成績を持っていくことをご了承くださいますようお願いします。
本年度の入試につきましては、新型コロナウイルス感染症によって、どのような影響があるのか気になっておられると思います。
と言ったことも含めて、このあと、進路指導主事より詳しく説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。