1月7日(木)始業式講話
- 公開日
- 2021/01/07
- 更新日
- 2021/01/07
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
新年明けましておめでとうございます。
いよいよ、令和3年(2021年)が始まりました。
「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」を「十二支」と言いますが、今年は、「十二支」の2番目、「丑年」です。
また、一昨日1月5日(火)が24節気の第23「小寒」でした。
この日を「寒の入り」と言い、寒さが本格的に厳しくなり、この日から「寒中見舞い」を出し始めます。
日の出が最も遅い日は、この「小寒」のころです。今日も、夜明けが遅いのは、そのためです。
反対に、日の入りが最も早い日12月7日から1ヶ月くらいたっているので、この頃は5時を過ぎても明るいのです。
さて、「1年の計は元旦にあり」と言います。
お正月にあたって、これだけはやり通そうと、自分なりに何か決意をしましたか?
皆さんは、「ノミ」って知っていますよね。犬や猫などに寄生する体長数ミリの昆虫です。
翅(はね)はありませんが、後ろ足がとても発達していて自分の体長の約60倍の高さ、約100倍の距離を跳躍することができるそうです。
しかし、そのノミを透明なガラスコップに閉じ込めると、跳んでも跳んでも透明なガラスコップにぶつかるので、そのうち、ノミはガラスのコップにぶつからない程度にしか跳ばなくなるそうです。
その後、ガラスのコップを取り除いても、ノミはぶつからなくなったにもかかわらず元通りの高さまで跳ばなくなるそうです。つまり自分の能力にふたをしてしまったのです。
皆さんも、コロナ禍のなか、なかなか活動的にはなれないかもしれませんが、自分の能力にふたをしてしまわないように、こんなときだからこそ、今できることを精いっぱいがんばってやり通して欲しいと思います。
3年生のみなさんは、いよいよ明日から第5回「実力テスト」です。
1、 2年生のみなさんも、来週水曜日が「チャレンジテスト」です。
感染症対策を万全に、体調管理をしっかりとしてがんばってください。