学校日記

12月7日 全校集会講話

公開日
2015/12/08
更新日
2015/12/08

山岡校長の「雨ニモ負ケズ」

先週の全校集会で、12月4日〜10日が「人権週間」であるという話をしました。
12月5日(土)に、西区民センターで開催された「人権展」において、「被爆ピアノ演奏会」が行われ、1年1組の古澤さんが代表で演奏しました。

また、同じ日に、城東スポーツセンターにおいて、「イングリッシュデー」が開催され、本校から8名が参加しました。
若江先生、印藤先生が引率してくださり、マヨ先生も、C−NETとして、ご指導されていました。今後も、積極的に、校外での学習にも参加してほしいと思います。

今日、12月7日(月)は、24節気の21番目、「大雪(たいせつ)」です。
「雪が本格的に降り始める頃」という季節です。風邪をひかないように、体調管理を万全にしてください。
また、12月22日の「冬至」が最も昼間の短い日ですが、最も日暮が早いのは、その2週間前、つまり、今日、明日あたりですので、部活動の帰り道、気をつけてください。

 さて、お休みをされていた瀬川先生が今日から来られており、2年2組の担任、2年生の英語科担当に復職されます。

 この間、お世話いただいた、吉本先生、若江先生、森川先生に感謝します。そして、英語科講師としてご指導いただいた印藤先生が、先週でご退職されました。
 印藤先生より、皆さんへの手紙を預かっていますので、代読させていただきます。

「1ヶ月という短い期間でしたが、お世話になりありがとうございます。
 皆さんは、初日の全校集会での私の抱負を覚えてくれていますか?
 『この1ヶ月、自分で出来ないと思っていることに少しでも挑戦しましょう。』でした。
 私は1か月間、2年生の皆さんに英語を教えていたのですが、2年生の皆さんは、まさにこの言葉を有言実行してくれました。
 私が初めて英語の授業をしたとき、正直言って元気がないと思いました。
 だから私は、授業を通じて、『出来ないことにも挑戦すること』を伝え、少しでも元気になってもらおうと決めました。
 その日から私の挑戦が始まりました。
 授業では、『頑張ればその証としてスタンプを押します』と言い、ビンゴゲームや、時間を決めて単語を書くゲームをしました。
 するとどうでしょう。2年生の皆さんは、必死になってゲームを楽しんでくれました。
 また、休み時間や授業終わりに、『この文法わからないので教えてください。』『単語暗記したから聞いてください。』と言ってきてくれる生徒も出てきました。
 ある日は、質問に答え続けてチャイムが鳴り、職員室に戻ることなく、次のクラスへ走って行ったこともありました。
 ここで紹介しているのは、ほんの一部にしかすぎません。
 1ヶ月が終わった時に、こんなに色々なことがあったのかと思いだし、少しでも他の学年の皆さんにも、お伝えできればと思いました。
 ですので、2年生の皆さん、ぜひ私の代わりに、『自分が頑張ったこと』そして、『どうやって頑張ったか』を他の学年の皆さんに伝えてください。
 1年生の皆さんは、先輩方にどんなところを頑張ったのか、ぜひ尋ねてください。
 3年生の皆さんは、後輩の頑張りを少し盗んでみてください。
 2年生の皆さんは、頑張りを広げるだけでなく、さらに英語で、他の教科で、部活動で、その他の学校生活で、挑戦を続けてください。
 2年生から挑戦の輪が広がり、西中学校全体が、常に新しいことに挑戦できるよう、皆さんで力を合わせて、盛り上げていってください。
 西中学校の2年生の英語講師として、皆さんと学べたことに感謝しています。
 どうも、ありがとうございました。」
                          印藤 礼子

 2年生の皆さんは、今度、印藤先生に会ったときに、「こんなことに頑張っています」と報告ができるように、日々頑張ってください。