4月25日(月)全校集会講話
- 公開日
- 2016/04/25
- 更新日
- 2016/04/25
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
先週20日(水)が、24節気の第6番目「穀雨」という話をしましたが、春雨前線による雨が今週も降りそうです。
大震災により大きな被害を受けた熊本県、大分県にとって、被害を拡大する雨にならないようにと心配しています。
しかし、来週あたりには、春雨前線も消え、天候が安定してくることでしょう。
季節は一歩進んで、ゴールデンウィーク中の、5月5日(木)には、「立夏」を迎えます。いよいよ暑くなってきますから、体調管理、水分補給に気を付けてください。
新聞やテレビのニュースで報道されていましたが、被災地の避難所で、自らも避難所生活を強いられている中学生、高校生たちが、ボランティアとして活躍しているということです。
職員室前の掲示板に貼っていますので、読んでおいてください。
先週も言いましたが、今ある日常が当たり前だと思わずに、毎日の学校生活に感謝して、学習に部活動に頑張ってほしいと思います。
さて、先週、19日(火)、「全国学力・学習状況調査」が実施されました。3年生の皆さん、最後まで頑張ることができましたか。
例年、結果が上位の県、秋田、福井、富山、青森、石川は、大阪に比べて塾に通う生徒は少ないそうです。
これらの県の生徒は、授業中の集中度が高いそうです。つまり、授業規律ができていて、私語をしない。意見を言う時、質問をする時、あてられて答えるときは、起立して、大きな声ではっきりと発表する。
また、自主学習習慣がついていて、早寝・早起き・朝ごはんといった「基本的な生活習慣」ができている。読書習慣がついていて、「読解力」がある。
また、これらの県は、「全国体力・運動能力等調査」の上位県とも一致している
そうです。つまり、「基本的生活習慣の確立」が大切だということです。
北京オリンピックで、金メダルを受賞した、女子ソフトボールのピッチャー、上野由岐子さんは、授業に集中することで、集中力を高めていったそうです。参考にしてください。
つまり、部活動においても同じです。しんどくてやめたくなった時、結果が思うように出ない時、言い訳から入らないことです。できない理由を考えないで、どうやったらできるかを考えなさい、ということです。
明後日まで、家庭訪問期間中です。そして、いよいよゴールデンウィークが始まります。地域での過ごし方、家庭学習についても、しっかりと考えて有意義に過ごしてください。