学校日記

12月22日(木) 2学期 終業式講話

公開日
2016/12/22
更新日
2016/12/22

山岡校長の「雨ニモ負ケズ」

この2学期、体育大会、文化発表会を始め、様々な行事、学習活動、部活動に、よくがんばりました。
しかし、懇談会で、各自、担任の先生から、課題をもらったと思います。
その課題を、克服できるかどうかは、君たち次第です。

「人生とは旅である。この旅は片道切符の旅である。行きはあるが帰りはない。」という言葉があります。
ひとりひとり人生は異なりますが、誰にも平等に与えられているのが「時間」です。
3年生の人たちは、すでに15年の旅を終えようとしています。
今後の人生をどう生きるか、これを考えるのが「進路」を考えると言うことです。

3年生の皆さん、1学期の終業式で、富士山に登るのに、生駒山に登る格好で登れない。富士山に登る準備をしなければならない。
ましてや、エベレストをめざすと言うならば、それだけの覚悟をもって、準備をしなければならない。
これは、受験も同じである。という話をしましたが、実行できましたか?

もっと具体的に言えば、100mを14秒の人が、大会の日だけ12秒で走れるわけがない。
走り高跳びで120センチしか跳べない人が、大会の日だけ160センチ跳べるわけがない。
大会で奇跡は起こらない、つまり受験でも奇跡は起こらない、ということです。

「練習は、うそをつかない。」
もし、目標を達成したければ、それだけのトレーニングを計画的にしなければならない。
ということは、受験までに、目標に向けて計画的に、合格するだけの準備をしなければならない、ということです。

3年生は、いよいよラストスパートです。
体調管理に気を付けてがんばってください。
インフルエンザの予防接種も受けることをお勧めします。