1月10日(火) 3学期 始業式講話
- 公開日
- 2017/01/10
- 更新日
- 2017/01/10
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
新年明けましておめでとうございます。
いよいよ、平成29年(2017年)が始まりました。
「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」を「十二支」と言いますが、その10番目、今年の干支は、「酉年」です。
「西」に「一」を足したら「酉」です。
今年は、70周年に向けて、西中学校が、さらに一歩踏み出す年にしたいと思います。
また、1月5日(木)が、24節気の第23「小寒」でした。
この日を「寒の入り」と言い、寒さが厳しくなり、この日から「寒中見舞い」を出し始めます。
2学期の終業式で言いましたが、日の出が最も遅い日は、冬至の半月後ですので、この「小寒」のころです。今日も、夜明けが遅いのは、そのためです。
反対に、日の入りが最も早い日から、1ヶ月くらいたっているので、この頃は5時を過ぎても明るいのです。
さて、お正月が来ると、「あけましておめでとうございます」という挨拶をしますが、これは、なぜか知っていますか?
皆さんは、自分の誕生日を知っていると思います。
しかし、昔の人たちは、誕生日をはっきりと知りませんでした。
「数え年」と言って、1月1日に全員が1つ年を重ねるものだと考えていました。
つまり、1月1日が、日本では、全員が誕生日だったのです。
だから、新年を迎えて、全員が年を1つ重ねたので、おめでとうございます。
これが、「明けましておめでとうございます。」の由来だと言われています。
誕生日に年を重ねるようになったのは、昭和になってからのことです。
さて、「1年の計は元旦にあり。」と言います。
お正月にあたって、これだけはやり通そうと、自分なりに何か決意をしましたか?
これは、ある歌手の話ですが、以前は、紅白歌合戦にも出たことがある。しかし、その後、しだいに歌番組からも声がかからなくなり、地方巡業にまわるようになった。心配した父親が、そっと地方のひなびた舞台で歌う娘の姿を見に行った。そして、「これは、おまえの歌ではない。」と怒ったそうです。
「どんな田舎の、ひなびた小さな舞台で歌うことになっても、紅白歌合戦で歌った時のように、精一杯歌わなければならない。」と娘に言ったそうです。
それを実践しているうちに、再び関係者の目にとまり、また紅白歌合戦にも出られるようになったそうです。
つまり、どんな状況であっても一生懸命に全力で取り組み、誰に対しても心を込めて礼儀を尽くして「あいさつ」をしなければならないということです。
みなさんも、学力とともに、「あいさつ」はもちろん、身だしなみ、礼儀やマナーをきちんと身につけてください。将来、社会に出て、きちんと生きていくための訓練をしてください。
今しなければならない学習、部活動、与えられた仕事に全力で取り組んでください
それが、将来、社会に出て、きちんと生きていくための訓練になります。
3年生のみなさんは、今週から面接指導が始まりますが、きっと役に立つと思います。
3年生の人たちは、いよいよ、明日から第5回実力テストです。
1、2年生も、12日(木)が「チャレンジテスト」です。しっかりと頑張ってください。