習慣を形成するために、最初のハードルを低くする! 〜 中学校全校集会 校長講話
- 公開日
- 2021/03/01
- 更新日
- 2021/03/01
校長先生の“夢”ブログ
この週末、校長先生は「習慣が10割」という本を読みました。
本に紹介されていた“習慣を形成していく方法”について話をします。
今、7つの習慣を学習していますね。
自分から…、ゴールを思い描いて…、Win-Win…。
キーワードはいくつもあります。
ではそれらの行動を習慣にするためにどうしたら良いでしょう?
例えば「本を読む」ことを習慣にしたいとします。
1日1冊…、ハードルが高そうですね。
1日30ページ…、これも毎日となると自信がないという人もいるかな。
1日1ページ…、実は最初の1ページが一番憂鬱なんだよなぁ…。
こうやって習慣はあきらめられていくのです。ではどうするか?
『1日1回本を開く』という目標にすればどうでしょうか。
たとえ1ページも読まなかったとしても、本さえ開けばOKとする。
この約束なら守れそうな気がしませんか?
でも本さえ開ければ、少しだけでも読みたくなるのが人の気持ちです。
習慣にするためには、最初の一歩が大切なのですね。
たとえば風船を膨らませるとき、最初は空気を入れる力が必要です。
でも、少し膨らんだ後は、力を入れなくても勢いで膨らんでいきます。
習慣化するためには、最初の一歩が大変。
だから“最初のハードルを低くしてあげる”と続けやすくなるのです。
そして、たとえ簡単な目標でも、それを継続することができれば“自分が決めた約束を守った”ことになり、自信につながっていくのです。
習慣にするためにも“最初の一歩”のハードルを低く設定してみてはどうでしょうか?
※3月1日(月) 中学校全校集会 校長講話より