輝ける場所を探そう! 〜 中学校全校集会 校長講話
- 公開日
- 2021/04/12
- 更新日
- 2021/04/12
校長先生の“夢”ブログ
東京大学を出た人はみんな良い人である。
これは正しいでしょうか?
勉強は確かにできそうですね。でも、全員が良い人かどうかはわかりません。良い人の定義もそれぞれ違いますし、そもそも人間性は人それぞれ違うからです。
みんなが将来を考えるうえで、成績は切り離せません。でもそれだけではないのです。
高校受験では「アドミッションポリシー」といって、成績だけではわからない「どんな人か」を選考基準にする学校がたくさんあります。
「夢に向かってがんばる」「リーダーシップ」「主体性」「生徒会・部活動・ボランティア活動をがんばった」「人間力」「協調性」「コミュニケーション能力」…。
大阪府下の高等学校のアドミッションポリシーを見ても、いろんなことが求められていることがわかります。
これは、高校受験に限ったことだけではありません。大学も就職試験も、この要素は幅広く求められているのです。
今、勉強が苦手な人。
勉強ももちろんがんばってほしい。でもそれだけではない。
違う場所でも輝くことができることを覚えておいてほしいと思います。
部活動・生徒会・授業に取組む姿勢・やさしさ・努力…。
自分が輝ける場所をみつけて、楽しい学校生活をおくってほしいと思います。
※4月12日(月) 中学校全校集会 校長講話より