「読書の秋：読書週間」ということで週末に本を読みました。
その本の中から心に残ったことを紹介したいと思います。

全国的にも活躍されている杉並学院中学高等学校合唱部の指導方法が紹介されていました。そこには、合唱力を高めていくためのポイントととして、主に２つのことが書かれていました。

一つ目は、「自分を知る」ということです。他人の声と比較し憧れて、ないものねだりをするのではなく、まず「自分のあるがままの声をきちんと見つめ、自分の声を磨いていくことが大切だ」ということです。
二つ目は、輝いている人を見て妬むのではなく、「素敵だなあ」と心から思えることだそうです。合唱は、たくさんのメンバーでやっていくものなので、相手の喜んでいる姿を見たら自分も素直に喜ぶことができる感性が必要なのだそうです。

さてこの話を聞いて、何か感じませんか？
実は先日の運動会は、まさにこのことをみんなは実践してくれたのです。

まずは、自分が自分のリーダーとなって自分磨きをがんばる。
そして、がんばっている仲間の姿をみて、心から「素敵だなあ」と応援する。
まさに、１+１=３ にも 4 にもなった瞬間です。
だからこそ、素晴らしい運動会になったのだと思います。

これからもその気持ちを大切にしましょう。


※11月1日（月）中学校全校集会 校長講話より