小学校 全校朝会
- 公開日
- 2022/09/05
- 更新日
- 2022/09/05
学校日誌
今日は台風についてお話します。現在も日本に台風11号が近づいていることは、皆さんもテレビやニュースなどで知っていると思います。日本にやってくる台風は、8月9月が最も多いです。
では台風はどの辺りで発生するのか、画面を切り替えるので見てください。台風は、この太平洋という海の西側辺りから発生します。そして今回発生している台風11号には「ヒンナムノー」という名前が付けられています。この名前は、台風が発生する前からあらかじめ付けられていて、ラオスという国の国立保護区の名前から付けられています。台風の名前というのは、2000年に14か国が10個ずつ名前を提案し140個準備されていて、先月に発生した台風10号は「トカゲ」という日本が付けた名前でした。日本は他に、「てんびん」「やぎ」「うさぎ」「くじら」など星座の名前を10個準備しています。
話は変わりますが、台風と聞いて皆さんは何を想像しますか。暴風警報が出たら学校が休みなって嬉しいと思う人もいるかもしれませんが、台風が来た時による被害をニュースなどで見たことがあると思います。皆さんの家でも、暴風対策としてこれだけは注意しておいて欲しいと言われていることがあるので紹介します。1.風速にも注意して天気予報を見る。台風は17.2m/秒以上の風を台風と呼び時速60km以上の速さとなります。これは、車が一般の道を走れる一番早い位のスピードになります。大型で強い勢力の台風11号は35m/秒ほどといわれていて、この表のように、木が折れたり、看板が落ちてきたり、トラックが横転したりする程です。2.飛びそうなものは家の中にしまう。家に入らない物は紐などで固定する。3.雨戸やシャッターで窓を守る。雨戸がない場合は、段ボールを貼ったり、カーテンを閉めたりしましょう。窓が割れて風が吹き込むと屋根は簡単に飛ばされてしまうそうです。このように台風が近づいてくると、被害を少なくするために、家の人と一緒に台風に備えて準備をしてください。このような話をすると台風は怖いと思ってしまいますが、最初に話をした台風の名前や台風の発生する仕組み、他の国に訪れる台風などを調べてみると楽しいかもしれませんのでやってみてください。
令和4年9月5日(月) 小学校 全校朝会 副校長講話