小学校 いじめにつて考える日
- 公開日
- 2023/05/01
- 更新日
- 2023/05/01
学校日誌
今日は大事な話をします。来週月曜日は、大阪市が大阪市の全ての小学校、中学校で、いじめについて考える日としている日です。来週に全校朝会がないため、今日みなさんにお話しします。
いじめは、人間として絶対に許されない、してはいけないことです。
みなさんは「いじめ」と聞いてどのようなことを思い浮かべますか。悪口、暴力、いやがらせなど思い浮かぶと思いますが、このようなことをされると、胸がくるしくなったり、心に矢が刺さったように心が痛んだりすると思います。
何人かでこそこそと聞こえないように悪口を言う。「きもい」「うざい」などと言う。机やノートに嫌なことや落書きをする。机の上の筆箱やノートをわざと落として知らん顔で通り過ぎる。筆箱などを隠したり、誰かの筆箱を机の中に入れたりする。遊んでいるふりをして、たたいたり蹴ったりする。
このようなことが続くと、心に矢がいっぱい刺さり痛みに耐えられなくなってきます。この矢は自分では抜くことができなくて、友達が声をかけてあげたり助けてあげたり、いじめをした人が謝って二度としないようにしないと抜けません。そして矢が刺さった傷は、小学校を卒業しても中学校を卒業しても大人になっても10年20年と消えることはありません。
嫌な気持ちでいると、好きなことも楽しんでできなくなり、何より笑顔がなくなり健康でなくなってしまいます。笑顔で楽しそう、嬉しそうにしている様子を先生はたくさん見たいです。
みんなと一緒にいると、嫌な気持ちではなく、楽しかったり、嬉しい気持ちになったり、笑顔になれるようにするにはどうすれば良いかみんなも考えて、たくさんの笑顔を見せてください。
令和5年5月1日 小学校全校朝会 いじめについて考える日 副校長講話