9月27日に科学部の生徒5名が、水生生物調査で宇治川に行きました。暑さもある秋晴れの中、フィールドワークならではの貴重な体験をする事ができました。

宇治川は、琵琶湖から流出する瀬田川を経由する川ですが、宇治発電所の用水が安定して流入し、年間を通して流量が多くなっているというお話がありました。

生徒たちは、化学的水質判定のpHや流速などを調べた後、生物学的水質判定を行いました。指標生物としては、カワニナ（巻貝類）とオオシマトビケラの採取が圧倒的に多く、水質階級2の「ややきれいな水」と判定できました。淀川の十三干潟付近と同じ水質階級となりましたが、透視度は圧倒的に高く、とてもきれいで、生徒たちも嬉しそうに活動していました。

今年度の調査会は今回で終了となりますが、全ての活動に携わってくださった関係者の皆様に改めて感謝いたします。
本当にありがとうございました。