学校日記

7/17 1学期終業式 学校長式辞

公開日
2026/07/17
更新日
2026/07/17

お知らせ

『未来は、今日の一歩から~39日間の夏休みだからこそできること~』 

みなさん、おはようございます。今日で、令和8年度1学期が終わります。

まずは皆さん、本当によく頑張りました。

授業、部活動、生徒会活動、委員会活動、学校行事、そして毎日の学校生活。
うれしかったこともあれば、悔しかったこと、思うようにいかなかったこともあったでしょう。
それでも皆さんは、その一つ一つを乗り越えながら、一日一日を積み重ねてきました。

その積み重ねが、今の皆さんです。

そして、その一人ひとりの頑張りが、908人が学ぶ三国中学校をつくっています。

さて、明日からは夏休みです。 今年の夏休みは39日間あります。

39日。 長いと思いますか。 短いと思いますか。

私は毎年、終業式で同じことを思います。

「始まる前は長く感じる。でも終わる頃には『もう終わり?』と思う。」

きっと皆さんも、8月25日にはそう感じるはずです。

だからこそ、この39日間を「なんとなく過ごす人」と、「目的をもって過ごす人」とでは、
始業式の日には大きな差が生まれます。

今日は、学年ごとに、この夏休みに大切にしてほしいことを話します。


まず、1年生。中学校へ入学して約4か月。

教科担任制、定期テスト、標準服での生活、部活動など、
小学校とは違う毎日に慣れるだけでも大変だったと思います。

本当によく頑張りました。そして迎える、中学校生活で初めての39日間の夏休みです。

勉強をする時間。 部活動に打ち込む時間。 習い事を頑張る時間。

家族と過ごす時間。 友達と遊ぶ時間。

その時間をどう使うかは、自分で決めることになります。

自由とは、好き勝手に過ごすことではありません。

自分で考え、自分で計画し、自分で責任をもつことです。

この夏は、「時間を上手に使える人」になる練習をしてください。

それは、これからの中学校生活だけでなく、大人になってからも必ず役に立つ力です。


2年生。皆さんは学校の中心となる学年です。

そして、この夏が終わると、最高学年へのカウントダウンが始まります。

来年、「さあ、リーダーになってください」と言われても、急にはなれません。

リーダーは、一日で育つものではないからです。

部活動で後輩を支えること。

学校生活で困っている人に声をかけること。

先生に言われる前に、自分で考えて行動すること。

そんな毎日の積み重ねが、「頼られる先輩」につながります。

この39日間を、最高学年になるための準備期間にしてください。


そして、3年生。いよいよ勝負の夏です。

部活動を引退した人、これから最後の大会に挑む人、それぞれいると思います。

ここまで努力を続けてきた自分を、ぜひ誇りに思ってください。

苦しい練習。思うような結果が出なかった日。

仲間と励まし合った時間。そのすべてが、皆さんの人生の財産です。

引退は終わりではありません。新しいスタートです。


次の目標は、自分の進路です。

この夏は、高校のオープンキャンパスへ積極的に参加してください。

学校のホームページやパンフレットでは分からないことがたくさんあります。

校舎の雰囲気。 先生方の表情。 先輩たちの姿。 授業や部活動の空気。

自分の足で行き、自分の目で見て、自分の耳で聞き、自分の心で感じてください。

進路は、自分で選ぶものです。

その第一歩を、この夏に踏み出してください。


さて、ここからは全校のみなさんへのお願いです。

夏休みになると、どうしても増えてしまうものがあります。

それは、スマートフォンやSNS、動画を見る時間です。

「5分だけ。」そう思って見始めた動画が、気が付けば1時間。

そんな経験はありませんか。スマートフォンは便利です。

でも、時間まで増やしてくれるわけではありません。

皆さんに平等に与えられている時間は、一日24時間です。

だからこそ、時間の使い方が大切なのです。


皆さんに一つ提案します。

スマホを見る時間を、毎日30分だけ減らしてみてください。

その30分で本を読むことができます。

運動ができます。 家族と話ができます。 宿題も進みます。

39日間続けると、およそ20時間です。

20時間あれば、一つのことを身に付けるには十分な時間です。

ぜひ、自分の未来への投資をしてください。


宿題も同じです。毎年、最後の数日になって慌てる人がいます。

「もっと早くやっておけばよかった。」そんな夏休みにしないでください。

少しずつ計画的に取り組み、「宿題に追われる夏休み」ではなく、
「自分で時間をコントロールできた夏休み」にしてください。

そして、もう一つ、とても大切なお願いがあります。

今年の夏も、厳しい暑さが続くことが予想されています。

毎日のように熱中症警戒アラートが発表される時代です。

「自分は大丈夫。」そう思わないでください。

一番大切なのは、自分の命を守ることです。

のどが渇く前に水分をとる。 帽子をかぶる。 適度に休憩をする。

朝ごはんをしっかり食べる。 十分な睡眠をとる。

どれも熱中症を防ぐために大切なことです。


もし、体調が少しでもおかしいと感じたら、決して無理をしないでください。

危険な暑さの中では、我慢することが頑張ることではありません。

暑さを避けることも、大切な判断です。


外出先では、公共施設などに設けられているクーリングシェルターも積極的に利用してください。

そして、自分だけでなく、友達や家族の様子にも目を向けてください。

「大丈夫?」その一言が、人の命を守ることにつながるかもしれません。

さらに、夏休みだからといって生活リズムを崩しすぎないようにしてください。

夜更かしをして、朝起きたらお昼だった…。

そんな生活を39日間続けると、8月26日の始業式はとても苦しくなります。

「早寝・早起き・朝ごはん」。この基本を大切にしてください。

健康な体があってこそ、勉強も部活動も、思い切り楽しむことができます。


最後、皆さんへ。 夏休みは、ただ学校が休みになる期間ではありません。

皆さん自身を成長させることができる39日間です。

旅行でもいい。 読書でもいい。 地域のお祭りでもいい。 ボランティアでもいい。

家のお手伝いでもいい。 普段できないことに挑戦してください。

その経験は、教科書には載っていない、大切な学びになります。

人は、大きな出来事だけで成長するのではありません。

毎日の小さな一歩の積み重ねが、大きな成長につながります。

だからこそ、未来は、今日の一歩から始まります。

39日後の8月26日。 「先生、こんなことに挑戦しました。」

「こんなことができるようになりました。」

そんな話を笑顔で聞かせてくれることを、先生たちは楽しみにしています。

一回り、いや二回り成長した皆さんと再会できることを心から願っています。

それでは、安全第一、健康第一、そして笑顔いっぱいの39日間を過ごしてください。
8月26日、全員そろって元気に会いましょう。