3年生が聴覚障害について学ぶ
- 公開日
- 2025/09/18
- 更新日
- 2025/09/18
お知らせ
3年生が9月17日(水)、生野手話サークルレインボーのみなさんから聴覚障害についての出前授業を受けました。
本校独自のキャリア教育「IKUNO未来科」の一環。子どもたちは耳が聞こえないと困る場面を想像して事前に14の質問を伝えており、この日は講師である聴覚障害者の女性が質問に順番に回答する形で授業が進められました。
子どもたちは、朝起きる時は振動や光で知らせる目まし時計を使うことや、手話のできない人と話すときはスマホの文字起こしアプリを使うことなど多くのことを学びました。文字起こしの様子はスクリーンに映し出され、迅速な変換ぶりにびっくり。スマホは飲食店で壁の上の方に掲げられたメニューを注文するとき、その写真を撮って店員に見せるのにも使うと聞き、活用ぶりに感心していました。
また、講師はかつてデフリンピック(聴覚障害者の国際スポーツ競技大会)にバレーボール選手として出場、金メダルを獲得したことや、「今は自由人としていろんなことにチャレンジしながら人生を謳歌しています」との言葉を聞き。子どもたちはその前向きでエネルギッシュな生き方に感銘を受けた様子でした。