感染拡大を算数で考える
- 公開日
- 2020/04/24
- 更新日
- 2020/04/24
学習のヒント
細胞分裂やウイルスの増殖など、急激に数が倍々に増えていくことを、
「ねずみ算式に増えていく」と表現したりします。
江戸時代の算術書『塵劫記』には、上図のような「ねずみ算」が紹介されています。
この有名な「ねずみ算」を元に問題を作りました。
【問題】
●コロナウイルスに感染している無症状の人が、月曜日に外出したため6人が感染しました。この結果、感染者は7人になりました。
●この7人は感染に気づかずに火曜日も外出したため、それぞれが6人に感染させた結果、感染者の合計は49人になりました。(上図を参照)
●このまま誰一人として感染に気づかないまま外出を続け、毎日、1人が6人に感染させたとすると、日曜日には感染者の合計は何人になると考えられますか。
=注意=
実際には、このようなことは起こってはなりません。
感染の収束に向けて、一人一人が自覚と責任をもって
できる限り、自宅で過ごすようにしましょう。