1月20日(月)全校放送
- 公開日
- 2025/01/20
- 更新日
- 2025/01/20
お知らせ
おはようございます。
今日1月20日は、24節季の大寒です。大寒は、1年で一番寒い時期であるということを表しています。気象庁の発表している平均気温(20年間の平均の気温)が一番寒くなるのは、来週からの1週間で、2月2日の節分の日から少しずつ気温が上がっていきます。これから2週間が1年で一番寒い時期になりますので、体調管理が重要です。
特に、この寒い時期に流行するインフルエンザなどの感染症に注意が必要です。感染症が流行する理由や原因はいくつかありますが、大きな理由二つについて説明をします。
第一は、気温の低くにより、人間ののどや鼻の粘膜の働きが悪くなり、ウイルスなどの異物を排除する力が弱くなってしまうからだそうです。そのため、ウイルスが体内に入りやすくなってしまうのです。
第二は、空気が乾燥し湿度が低くなることにより、ウイルスいつまでも長い時間空気中を漂ってしまうからだそうです。ウイルスは、咳やくしゃみなどの飛沫の中でしか生きていけません。咳やくしゃみとして空気中に放出される飛沫は、とても小さな粒で空気中を漂っていますが、次第に重みで地面に落下します。湿度が高い時には飛沫は周囲の水蒸気がくっついて、粒が大きくなって重くなり、地面に早く落ちていきます。例えると、雨粒は早く地面に落ちるようなものです。しかし、湿度が低いと飛沫は周りの水蒸気とくっつかないので、いつまでも小さな粒のままで、まるで霧のように長く空気中に漂い、体内に入りやすくなります。
これから3年生は本格的に受験シーズンに突入します。1・2年生も学年末の大事な時期になります。体調管理に気を付けて、手洗い、換気を行い、病気にならないように生活をしていきましょう。