2/17 全校集会
- 公開日
- 2025/02/17
- 更新日
- 2025/02/17
校長より
本日の全校集会は、賞状の伝達(バドミントン部 女子団体 個人)、校長講話、生徒指導主事からの話を行いました。
校長講話(要約)
3年生の皆さんは、規律のある学校生活を卒業するまで続けていき、4月からの新しい生活につなげていきましょう。また、1、2年生は来週の水曜日から学年末テストがありますね。次の学年につながるよう目標と計画を立て、しっかりとテスト勉強をおこなうようにしてください。
さて、今日は、江戸時代の儒学者 新井白石のエピソードにある「一粒の米」 の話を紹介します。 白石は、6代将軍家宣に仕え、幕府の政治を動かしていた人です。白石が小さかったころ、遊んでばかりいて勉強に励む様子がないのを見かねて、父親が次のような話をしました。
米びつから1粒のお米を取っても、減ったかどうかわからない。しかし、毎日1粒ずつ取り出し、1年や2年過ぎたら頃には、人は減ったことがわかるであろう。反対に、米びつにお米を1粒入れても増えたかどうかはわからない。しかし1年や2年毎日一粒づつ加えると、人は増えたことに気づくであろう。学問や勉強もこれと同じである。1日だけ勉強しても、利口になるわけではない。1日なまけたからといって、勉強がわからなくなるわけではない。しかし、1年、2年と過ぎると、利口になったことや上手くなったことに気付くはずだ。努力というのは、こういうことだと諭しました。
皆さんも、コツコツと努力することの大切さを理解し、実践を積み重ねていってください。