6/22 全校集会
- 公開日
- 2026/06/22
- 更新日
- 2026/06/22
校長より
本日の全校集会では、賞状の伝達(陸上部 個人)、各専門委員会から今月の活動目標について報告の後、校長講話を行いました。
校長講話(要約)
今週の木曜日から期末テストが始まりますね。
勉強をしていて、問題が分からなかったり、間違えたりすると、「もう数学は嫌い」「英語は苦手だ」と口にすることはありませんか。
苦手と嫌いの違いってなんでしょうか?その違いについて考えてみたいと思います。
作家の重松 清さんは、当時4歳の娘さんに野菜を食べさせようとした時のことを紹介しています。娘さんは、「野菜は嫌い」ではなく、「野菜は苦手なんだもん」と言ったそうです。その言葉を聞いて重松さんは、「野菜の大切さは分かっているけれど、自分はまだ食べられない」という娘さんの気持ちを理解したそうです。
そして、「苦手」という言葉には、相手のことを認めながらも、自分はまだ受け入れられないという意味が含まれていることに気付いたそうです。 それに対して「嫌い」という言葉は、相手を一方的に拒絶する意味合いがあると重松さんは言います。
先生、この考え方は勉強にも当てはまると思います。皆さんの中には、「数学が嫌い」「英語が嫌い」「理科が嫌い」と思っている人もいるかもしれません。しかし、「嫌い」と決めつけてしまうと、「どうせ努力しても無理だ」「自分にはできない」と考え、自分で可能性を閉ざしてしまいます。一方で、「苦手」と考えると、「今はできないけれど、できるようになるかもしれない」という可能性が残ります。
ぜひ、このテスト前、「この教科は嫌いだから無理、できない」ではなく、「この教科は苦手だからこそ、今日はここまで頑張ろう」と考えて学習に取り組んでみてください。その小さな積み重ねが、できることやわかることを少しずつ増やし、やがて自分の力になっていきます。
「嫌い」と思うと可能性を閉ざしてしまいます。「苦手」と思うことで、可能性が残されす。自分の可能性を信じて、一つでも多くの「できた」「わかった」を増やしてほしいと思います。