学校日記

今日の給食(7.16) パエリア

公開日
2020/07/16
更新日
2020/07/16

給食・事務

 給食では外国の食文化を知らせるため、2年に1回「パエリア」を献立に取り入れています。今日の献立は「パエリア、ウインナーとキャベツのスープ、みかん(缶詰)、コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳」でした。
 
 パエリアはスペイン、バレンシア地方の代表的な料理です。バレンシア地方は、ヨーロッパ有数の米どころでもあることから、米を使った料理が発達しました。「パエージャ」と呼ばれる取っ手のある専用の鍋で作るので、料理にもこの名前が付けられました。使う食材は魚介類を中心に様々ですが、欠かせないのがオリーブ油とにんにくで、サフランで色付けをします。
 給食のパエリアは、鶏肉、いか、赤ピーマン、たまねぎ、トマト(缶詰)などを具材とし、オリーブ油とにんにくを使って本場の味に近づけました。午前中から、にんにくを炒める美味しそうな香りが学校中にただよっていましね。ただ、サフランが使えないので、色と風味付けはカレー粉で代用しました。

<赤ピーマン>
 緑のピーマンを約7週間かけて完熟させたものが「赤ピーマン」です(パプリカは別の品種です)。カロテンやビタミンCなどは緑のものに比べて2倍以上含まれていることに加えて、青臭さがなく甘みがあるので、食べやすくなっています。
 給食では旬の7月に1回だけ使うことができます。今日は高知県産のもの7kgを2校分のパエリアに使いました。