2年 平和学習
- 公開日
- 2018/02/21
- 更新日
- 2018/02/21
できごと
先日、2年生の平和学習の一貫で、戦争を体験された方に来校していただき、被爆体験の講話をきくことができました。
写真などを使って、ゆっくり、わかりやすく、当時のことを話していただき、その場にいないのに情景や悲惨さが鮮明に伝わってくるほど、迫力のあるお話でした。
戦争を知らない世代が多くを占める時代になり、体験談をきくということはめったにできないので、生徒たちにとって刺激ある2時間になったと思います。
以下、生徒の感想文よりいくつかをのせています。
<感想文>
○戦争を起こしても悲しみしか残らないとわかりました。たとえ勝ったとしても誰も死んでいないわけではないからです。「今も川を見ていない」と言ってて、戦争が終わってもまだそんなことがあるなんて恐いなと思いました。
○これからの時代で戦争をしたら、私たちの年代が兵として出向かないといけない。だから決して他人事ではないし、日本という平和な国に感謝をもち、この国に生まれたからには、戦争のない平和な世界にしていくことを義務だと思って心がけます。
○過去にはいくつもの過ちや失敗もあります。でも、その過去があるからこそ今があって未来があるとうことです。自分からほかの人へ伝えることができれば認知度も100%へと上昇するのではないかと私は思います。
○「またくり返さない」ことを大事にしたいです。そのためには、やはり原爆の愚かさをみんなで知っているべき。被爆者の話もあと20年もしたら聞けなくなるので、今度は私たちがこの平和な国を引き継ぐため、あの出来事を忘れないことが大切だと思います。
○私の母は、自然災害ほど怖いものはないといっていたが、人工物でもここまでひどく大きな被害が起きるのはとても怖いと思った。
○平和を大切にしようと思った。原爆など核兵器だけでなく暴力や戦争がこの世界からなくなればいいと思った。些細な争いから、大きな争いに発展し、戦争が起こる。大きなけんかにならないように、もしけんかをしてしまったら自分の悪かったことをすぐに謝って、小さなけんかで終わらせておこうと思った。