学校日記

平和登校日 1年

公開日
2021/08/06
更新日
2021/08/06

お知らせ

1年生は、各教室で、学年の先生のお話を聞きました。

先生のお父さまが広島県呉市で戦時中に体験されたこと、当時中学生で働いていた工場でどのようなことがあったか、また、原爆の影響で命を落とされた友人のことなど教えていただいたことをとても分かりやすく伝えていただきました。

今日の講話で、こんなことをおっしゃっていました。
『悲しい話ではありますが、いつの日か直接の戦争体験者がいなくなります。しかし、その方々の思いを受け継ぎ、次の世代へ伝えていき、平和な世界を守り続けるのが私たちの使命だと思います。「語り部さんが語ってくれる」ではなく、一人一人が何かを受け継ぎ、次の世代に伝える語り部であってほしいと思います。』

毎年、この時期に平和について考えるとき、昔の話としてお話を聞いたり、ニュースを見るだけではなく、それを聞いた今を生きる私たちが後世の平和を守るため確実に戦争の悲惨さを伝えつなげる責任があると、今日の講話を聴いて感じた人も多いと思います。

講話の後、シートに取り組むみなさんの真剣な顔からそんなことを感じました。
今日欠席して残念ながらお話を聞けなかった人も、お話の内容をプリントにしたものを届けてもらっているので、夏休み中に読んで考えてみてほしいと思います。