学校日記

図書室の本を紹介!昼休み読みに来てください! 図書室より

公開日
2021/10/26
更新日
2021/10/26

お知らせ

先週も図書室の利用についてお話しさせていただきましたが、今回は読書についてのお話です。
大阪市では、「大阪市子ども読書活動推進計画」に基づいて、学校図書館の活性化に取り組んでまいりました。成果としては「全国学力・学習状況調査」で、『読書を全くしない』児童・生徒の数が減っています。一方、『読書は好きだ』と答える児童の数は増えています。
課題は、上記の回答において、中学生全国平均と小学生全国平均では中学生の方が読書から離れている傾向が見られることです。
読書を通じて、「読むこと」の領域においての力を身につけてほしいと思います。

今日紹介する本は

星の王子さま(サンテグジュペリ)
フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サンテグジュペリの小説。
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐって七番目の星・地球にたどりついた王子様だった。
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」の言葉で有名なベストセラー。図書室にあるのは小説以外にも「絵本版」があります。

ノーサイドゲーム(池井戸潤)
未来につながるパスがある。大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、会社の案件に異を唱えた結果、横浜の工場に左遷させられ、同社ラグビー部のアストロズのゼネラルマネージャーも兼務することに。成績不振にあえぎ、赤字の原因となるアストロズの再生が任務になる。ラグビーの知識や経験のない君嶋がお荷物社会人ラグビー部の再建に挑む。

コンビニ人間(村田沙耶香)
36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々、コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが・・・。現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作品。