6/8 文章読解作成能力テスト
- 公開日
- 2020/06/08
- 更新日
- 2020/06/08
できごと
明日、1年生は「文章読解作成能力検定」が行われます。
「知識」を問われていた時代から「知識」+「考える」能力が問われる時代となりました。
これから時代はさらに進化していきます。
みんなが生きていく時代はどんな時代になるのでしょうか?
これからの時代に必要な要素の1つが「読解力」と言われています。
内容を読み、その中での問題発見能力と何か伝えたいのかを理解する力が必要だとされています。
上記写真がその例題です。
是非、読んでみてください。
上記文章はある出張報告書です。
上記文章の出張中に終わった仕事は何でしょう?という問いです。
(1)現地コーディネーターとの契約
(2)正式事務所の契約
(3)仮事務所の契約
(4)行政管理局への登録
シンキングタイム・・・
【このセクションでのポイント】
質問の文章をよく読んで、最も読まなければならない情報は何なのか、ある程度ポイントを絞ってから読み始めることが大切です。
【解答】
仮事務所の契約
【解説】
出張報告書は、業務で出張したときに提出する報告書です。内容を読みながら「この出張中に、終わった仕事は何ですか」という質問に答えます。報告書の業務内容を見ると「事務所開設に関わる調査について」ということです。そこで、この調査のために何をしたかということに絞って読んでいきます。報告内容は3段落に分かれています。1段落は、事務所開設の登録手続きをスムーズに行うために、これからしなければならないことについて書いています。2段落は、仮事務所の契約をしたので駐在員の派遣が可能になったと書いています。仮事務所の契約が終わったという意味です。3段落は、正式事務所を開設するために必要なことを書いています。これもこれからすることです。終わった仕事は何かという質問ですから、答えは、「3.仮事務所の契約」です。
こうした文章活用、文章読解、問題発見能力が問われていく問題が今後増えてくると言われています。
その為の準備として「読書」や「文章読解能力検定」などを通じて気づきを増やし、改善を繰り返していきましょう。