学校日記

8/8  大阪市がんばる先生支援現場研修 No,4

公開日
2020/08/08
更新日
2020/08/08

できごと

昨日まで宮城県東松島方面へ来ていました。

今から9年前、東日本大震災が起こりました。

その復興の現状と凄まじい思いをもって

教育活動に取り組まれている方々の

「本気」に触れることができました。

その後、石巻市立大川小学校をおとづれてきました。

74名の児童が津波に飲み込まれ

10名の教職員が亡くなりました。

まだ、4名の児童が行方不明のままで

行方不明の遺族の方が重機を持ち込んで

9年たった今でも探している現状がありました。

先生が行く数日前に9年前の我が子の上靴が発見された。

その言葉にただただ、呆然となりました。。。

一瞬の判断、決断が遅れることの危機管理

強烈なリーダーシップの必要性

何よりも優先せねばならない「いのち」を

遺族の方の語りを聞かせてもらい

心が震える体験でした。

一度きりの人生を、一度きりの中学校生活を

より真剣に送り、全うすることの

大切さを感じた時間でした。

また、大阪に帰って子ども達や教職員に伝えます。

今日は三重県、四日市大学の皆さんと

日本中の防災教育の最先端の方々とオンラインライブを

通じで「南海トラフ地震」「コロナウイルス感染症と避難所」

などなど、様々な角度から意見交換しています。

最新の教育システムを勉強しつつ

最新の防災教育、命の教育を学んでいます。