「図書館に新しい本が入りました。」
- 公開日
- 2015/01/08
- 更新日
- 2015/01/08
できごと
図書館に新しい本が入りました。まもなく借りることができるようになります。
その中から3冊ご紹介します。写真の右から「日本うなぎ検定」(小学館)、「くらしのくだもの12か月」(朝日新聞出版)、「樹木の葉」(山と渓谷社)です。
まず中央の「くらしのくだもの12か月」ですが、東京の有名なくだもの店が監修をしています。さまざまな知識が得られるだけでなく、芸術作品のような美しい写真を見るのも楽しいです。また、そのくだものに関係する俳句なども紹介されています。
次に「日本うなぎ検定」ですが、「○○検定」と呼ばれるものはたくさんありますが、この本はウナギについての知識をクイズ形式でわかるようにしてあります。
例えば「鰻街道」という項目では、江戸時代、出雲地方で多くとれたウナギを、大消費地で高く売れる大阪まで運びます。当然クール便はもちろん、自動車もない時代に、人力で中国山脈をこえ、ウナギを死なせないように、さまざまな工夫や苦労を重ねて1週間かけて大阪まで運ぶ様子が紹介されています。
大阪の鰻屋さんに「出雲屋」という名前が多いのは、このことに由来するそうです。
最後に「樹木の葉」ですが、樹木のことを少し勉強した人なら、葉を見ることによって、樹木の種類を特定できることを知っています。しかし、なかなか、それを調べる手ごろな本がありませんでした。この本は写真をたくさん使って、わかりやすく説明されています。
この他にも多くの新しい本が入荷しています。ぜひ図書館を訪問してください。
また冬休み「元気アップ学習会」は学習ボランティアの大学生の方も参加してくださり、3日間にわたって、午前と午後に学習会を実施しました。普段の放課後よりも、時間をかけてできたので、かなりの効果があったようです。