学校日記

特別講師による防災講話・ワークショップ

公開日
2024/12/06
更新日
2024/12/06

お知らせ

12月5日の5、6時間目に《防災講話》を行いました。今回特別講師として、宮城県から齋藤幸男先生にお越しいただきました。
齋藤先生は13年前の東日本大震災が起こった当時、宮城県石巻西高校の教頭として勤務されていました。震災発生時、教職員のみで約40日間避難所運営にあたられるとともに、その後は同校の校長として学校再建や生徒の心のケアに努められました。現在は防災士として全国各地の学校や地域を訪れ、災害に対する備えや命の大切さについて語り続けていらっしゃいます。

5限目は1、2年生を対象に防災講話を行いました。大災害が発生した時、どんなことが起こるのか、どう備えるべきか。悲しみを乗り越え前を向いて突き進む被災者の思い等、貴重なお話を聴かせていただきました。
6限目は2年生を対象に、災害発生時の課題や対応について、ワークショップを行いました。各班タブレットで震災を経験した被災者の方の動画を視聴し、東日本大震災当時の課題や対応について考えるとともに、もし自分たちの地域で災害が起こった時にどのような課題、対応をしなければならないかを話し合いました。どの班も積極的に意見交換ができていただけでなく、自分たちで調べたことについて発表してくれ、大変頼もしく感じました。

今回の講話やワークショップを受けて、災害に対する備えや命の大切について考えるきっかけにしてほしいです。そして少しでも多く行動に移していってください。齋藤先生、貴重なお話をいただきありがとうございました。