野菜よ、まっすぐ育て。心もな。
- 公開日
- 2025/06/05
- 更新日
- 2025/06/05
お知らせ
〜地産地消クリエイティブチャレンジ、進行中〜
3年生の「地産地消クリエイティブチャレンジ」が、静かにアツい。
その名の通り、ただの農業体験じゃありません。自分たちの手で野菜を育て、その意味と価値を考え、地域とのつながりまで感じる——そんな総合型チャレンジが、学年菜園で日々展開中です。
栽培しているのは、ベビーリーフ、バジル、中玉トマト、ピーマン。
種をまき、水をやり、草を抜き、陽ざしを祈り、そして学ぶ。スーパーで手に入る食材が、どれだけ手間と愛情をかけて育てられているか。生徒たちはそれを、毎日手で感じています。
この活動を支えてくださっているのが、地域農家の梶井さんと森本さん。
お二方とも、忙しい農作業の合間を縫って足しげく学校に通い、プロの目と技で野菜の状態をチェック、そして惜しみなくアドバイスをくださいます。
本日も森本さんがふらっと来校。伸びてきた中玉トマトを見て、にっこり一言。
*「こいつ、もうベビーベッドじゃ寝返り足りんわ。キングサイズのベッドに替えたるわ。」*
そう言って、短い支柱から長い支柱へチェンジ。
生徒たちも「なるほど…支柱って、トマトの人生設計やん」とうなずきながら、ひとつ賢くなりました。
地域の知恵と、生徒たちの汗が混ざり合って育つこの畑には、野菜以上の何かが根を張っています。
そして何より、支えてくださる方への感謝も、育てば育つほど、大きく広がっています。
47期生のこの斬新な取り組み、まだまだ成長中。