探究の旅、いよいよ現地へ。行きのバスも“学びの時間”でした。
- 公開日
- 2025/06/11
- 更新日
- 2025/06/11
お知らせ
本日早朝、墨江丘中学校3年生は予定通り出発し、七類港に無事到着しました。
このあと、生徒たちは高速船「レインボージェット」に乗り、隠岐の島を目指します。
ここまでの道中、生徒たちは各バスごとに活動の時間を過ごしました。
レクリエーションや音楽、映像鑑賞などを通じた交流は、単なる“娯楽”にとどまるものではありません。
それぞれのクラスの個性が現れる中で、
生徒たちは「集団の中で自分の役割をどう果たすか」「他者とどう関わるか」といった、
*協働性や関係構築力*を自然なかたちで発揮し合う機会となりました。
また、行きのバスの空気は、
探究学習で育んできた「主体性」や「自律性」が着実に身についていることの証でもありました。
発表や現地での行動に備え、心と頭の準備を整える貴重なプロセスだったと捉えています。
そして、いよいよ「隠岐の島」へ。
この島は、単なる旅の目的地ではなく、
3年間かけて築き上げてきた探究学習の集大成を発揮する「実践の場」です。
これまで生徒たちは、
隠岐の島町の現状を自ら調べ、課題を見出し、データを分析し、改善案を考えてきました。
今日から始まる3日間で、その提案を実際に行政の方々へプレゼンテーションします。
リアルな課題にリアルな現場で向き合う??
その経験は、学校内では決して得られない、「社会に開かれた学び」の体現です。
この旅を通して、
生徒たちは、自分の考えを社会に届ける意義を知り、
一人ひとりが“地域とつながる一歩”を踏み出してくれることを願っています。
どうか引き続き、生徒たちの挑戦と成長を見守っていただければ幸いです。