学校日記

静かな夜に、もうひとつの“挑戦”があった。伝えることへの誠実なこだわり

公開日
2025/06/11
更新日
2025/06/11

お知らせ

就寝時間が近づき、宿には穏やかな静けさが流れていました。
その空気をそっと割って、一つの班が担任のもとに姿を見せました。

「先生、明日の町長プレゼン、最後に見ていただけませんか?」

構成、言葉選び、声の出し方、動きのタイミング
大切な発表だからこそ、納得いく形で本番を迎えたい。
そんな思いが込められた一言でした。

プレゼンの相手は、隠岐の島町の町長をはじめとする行政職員の方々。

*“中学生なりに”ではなく、“ひとりの提案者として”向き合おうとする姿勢に、担任も静かに応じました。*

いつもより少しだけ長く灯された明かりの中で、
真剣なやり取りが行われていました。
誰かに言われたからではなく、自分たちの意志で磨き続けた準備の時間。
*それは、47期生の真っ直ぐな責任感がにじんだ、学びの延長線でした。*

明日、彼らの言葉がどれほどの届き方をするのか
その姿勢がすでに、何よりの成果を物語っています。