学校日記

神域の朝、静寂のなかで。隠岐が見せた、もうひとつの時間

公開日
2025/06/12
更新日
2025/06/12

お知らせ

隠岐の島が、ゆっくりと目を覚ましました。
*その朝は、まるで大自然そのものが深く呼吸しているかのような神聖さ。*
澄み切った空気は肌を刺すのではなく、静かに包み込み、
海と空の境界線が曖昧になるような柔らかな光が、
島を、そして私たちの心を、そっと照らします。

遠くに聞こえるのは、漁に向かう船の音。
人と自然が対話するように続けてきた営みが、
この島の“朝”を構成する音楽のように響いています。

生徒たちはまだ夢の中。
けれどその眠りの静けさにも、*昨日という一日の体験が確かに降り積もっています。*


*この大いなる自然の中で、心を研ぎ澄まし、自らの内に芽生えつつあるものに気づいていく、その準備が今、静かに整えられています。*

本日もまた、子どもたちが刻む一瞬一瞬を、
ここ隠岐の空の下から、丁寧にお届けいたします。