本日、図書室開館しています。(毎週水曜日)
- 公開日
- 2021/08/04
- 更新日
- 2021/08/04
図書室より
こんにちは。学校図書館補助員の門野です。本日図書室開館しています。
東住吉区の田辺には、第2次世界大戦中、模擬原爆が投下されました。原子爆弾投下の練習で核爆発は起きません。丸くてオレンジ色だったので「パンプキン爆弾」と呼ばれました。全国で49発が投下され死者400名、負傷者1200名を超す被害を出しました。あなたの住んでいる東住吉区にもそのうちの1つが落ちたのです。
「パンプキン!模擬原爆の夏」は「若おかみは小学生!」を書いた作家令丈ヒロ子さん作です。主人公は夏休みの自由研究の課題として「パンプキン爆弾」について調べることとします。家の近所に立っていた模擬原子爆弾投下跡地の碑の存在に気づいたからでした。大阪弁の耳なれた会話文につられてどんどん読み進んでしまいます。碑は東住吉区の田辺に実在します。この本は東住吉区で実際に起こった出来事をもとにして書かれた物話なのです。図書室では入口の面展台と7類の棚の上に平和と戦争を考える展示をしています。また常設の平和学習関連資料を集めた棚もあります。どうぞご活用下さい。