学校日記

本日、図書館開館しています。(毎週水曜日)

公開日
2021/11/17
更新日
2021/11/17

図書室より

こんにちは。学校図書館補助員の門野です。本日、図書館開館しています。
今日は学校生活を描いた3冊を紹介します。
まず、1冊目は『お庭番デイズ 逢沢学園女子寮日記』
逢沢学園女子寮では、お庭番というお役目が代々引き継がれています。寮内で起こった問題を解決するために働くのが仕事です。今回お庭番を引き継いだのは中学1年生のアスと侑名と恭緒。引き受ける引き受けないのひと悶着があり、困っているひとを助けるための活動が始まります。お庭番が何をするのかというと主に関係者の話を順番に聞いてまわるのです。話を聞きに行くだけなのに、何だかまわりからするすると助けが入って問題が解決していくのが見事!!そして、何より楽しいのが寮生活の描写。お話の始まりは朝イチのトイレ掃除の場面。奇妙で愉快な空気か漂ってきます。寮のソウルソング「ブッシュマン」にいたっては私は何を読まされてるんだと思いながら彼女たちが歌い踊る姿を想像してしまい声をあげて笑ってしまいました。
2冊目は、『チェリーシュリンプ わたしはわたし』
ダヒョンは中学2年生の女の子。いつも仲良し5人組で行動しています。強い絆で結ばれていると思っていたのにその関係が少しずつほころびはじめます。チェリーシュリンプは、爪の先程の大きさの真っ赤なエビのこと。飛ぶように泳ぎ、小さくてかよわそうだけど、たくましい生命体。それを見てダヒョンは「わたしににている」と思うのです。
3冊目は、『保健室経由 かねやま本館』
サーマこと、佐藤まえみは、ある日少ししんどくなって保健室に行くのですが、なんとそこは湯治場かねやま本館に繋がっていたのです。とうじばというのは一定の期間滞在し、温泉に浸かり心と体を癒す場所です。サーマの心も何回か温泉に浸かりに来る間に癒されていきます。温泉に繋がってる保健室に私もいってみたいです。でも、かねやま本館は中学生専用なのです。物語を読んだあなたの心と体も少し暖まるといいなあと思っています。門野