学校日記

本日、図書館開館しています。(毎週水曜日)

公開日
2021/12/22
更新日
2021/12/22

図書室より

こんにちは。学校図書館補助員の門野です。今日は、今年最後の開館日です。みなさん、ぜひ、冬休みの間の楽しみのひとつに本を借りに来てください。
借りに来てくださいと言っておいてなんですが、貸し出し禁止の本をまず紹介します。図書室に入ってきた新しい本の中に『総合百科事典ポプラディア第三版』があります。初回特典のヨシタケシンスケさんのイラストつきのブックラックに入って図書室の入り口に只今展示中です。今日は冬至なので冬至を引いてみました。冬至について、知っていることや知らないことが説明されています。項目の最後には386、449、451と、3つの3桁の数字がのっています。この新しいポプラディアでは、NDC(日本十進分類法)の分類番号がのっていて、より、詳しい資料にあたるてがかりも示されています。中野中学の図書室もNDCを元にした本の並び方になっていますので、386、449、451の棚に行くと確かに冬至に関連した本を見つけることができます。そして、冬至についてより詳しく書かれているこれらの本は借りることができます。ポプラディア各ページの一番下にはクイズがのっています。冬至のページには「東京湾岸にある東京国際空港は1931年の開港当時は何という名称だった?」です。そこで「東京国際空港」のページをひくとそのページにもクイズがのっていて??。と、きりがなく楽しめる仕掛けもあります。
冬至のことについてもう少し、日本ではカボチャを食べたり柚子湯で体を温めるという風習があったりしますが、冬至を祝うのは日本だけではなく世界各地でも見られることです。クリスマスも、もともと古代ヨーロッパの冬至のお祭りからきたものだといわれているそうです。そこで、もう1冊、マイケル・モーパーゴ作『世界で一番の贈り物』裏表紙にかかれている紹介文を読みます。「1914年のクリスマス。凍てつく西武戦線。一人の兵士が声を上げた。「敵の塹壕に白旗が!」それが、このあとに続く夢のような出来事の幕開けだった。」本当にあった話をもとにした物語です。夢のような出来事をあなたにも知ってほしいです。
そして、どの人にも大切な人がいて、どの人も誰かの大切な人であることにあらためて気づかされる物語です。門野