こんにちは。学校図書館補助員の門野です。
みなさん、初夢はみましたか？新年になって初めてみる夢、その年の運勢を占うのが初夢です。いい夢を見るとその一年がいい一年になるそうです。そうはいってもなかなか思う通りの夢を見ることはできませんよね。
では、未来に対する夢はどうでしょう？
今日、ご紹介するのは、『夢はどうしてかなわないの？』です。この本はこんな言葉からはじまります。「夜空に、ひとすじの流れ星。流れ星がきえる前に、ねがいごとを3回となえることができれば、そのねがいはかなうと言われています。あなたならどんなねがいごとをしますか？今、心にうかんだ、わくわくするような自分のみらい。それがあなたの夢です。」この本にはそれぞれの夢を持った３人の子どもたちが出てきます。夢に向かっていく子どもたちを待っているのは、恐ろしい悪魔たち。その悪魔と戦うことでそれぞれの子どもたちが手に入れたものはなんでしょう？夢は叶わないこともあります。でも、それですべてが終わるのではなく、また別の夢に必ず繋がっていくのです。読みお終わったときには、自分の夢のために、何かちょっと始めてみようという気持ちになります。
私の子育て中の夢は、「ちゃんと座って食べなさい！」とか言いながらあわただしくご飯を食べるんじゃなく、ファミレスで静かにひとりでゆっくりパフェを食べることでした。
『夢はどうしてかなわないの？』は、4冊のシリーズで、他に『命はどうしてたいせつなの？』『お金があればしあわせなの？』『恋ってなに？』があります。 門野