『校長室のひとりごと』NO.87
- 公開日
- 2017/08/04
- 更新日
- 2017/08/04
校長室コラム
本日8/4は『平和登校日』を行い、広島平和記念資料館ボランティアの若見洋子先生に講演をしていただきました。全校600人近い生徒が体育館に集い、熱気と気温のせいで室温もかなり上がっていたようですが、みんなの参加態度もすこぶるよろしく、本当に平和の大切さを考える機会となりました。
1945.8.6、当時の広島は、小学生は疎開でおらず、中学生は勤労奉仕を行う毎日だったということです。原爆投下当時の同じ年代の子どもたちの状況も聞け、共鳴することもあったと思いますが、「2度と戦争を起こすまい」と誓ってくれればうれしい限りです。
慰霊碑石碑の『安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから』の言葉は、解釈で物議をよく醸すようですが、そんなことより人類が戦争を起こさないリベラルな行動をとれるようになることが、本質なのだと思います。
閑話休題 本日講師をしていただいた若見洋子先生は元大阪市立中学校の教員で、本校の教員からも、様々な学校で勤務をご一緒させていただいたことも聞きました。
実は私も20年ほど前に同一校勤務、同一学年であったり、前任校でも常勤講師で来ていただきお世話になったり、そして本日があったりと、長年の縁(えにし)を感じずにはいられません。
先生におかれては、教員から資料館ボランティアと形は変わろうとも、子どもに訴えかける情熱はまだまだ衰えもなく、今後も引き続き白鷺中学校の子どもたちへ、様々な伝承や指導をしていただけたらと思った半日でした。