『校長室のひとりごと』NO.91
- 公開日
- 2017/09/05
- 更新日
- 2017/09/05
校長室コラム
本日9/5(火)、大阪府全体で行う『第6回大阪880万人訓練(11:00地震発生!)』に基づき、本校でも3時間目に避難訓練を行いました。今回は、南海トラフ大地震を想定し、600人を超える生徒と教職員の実施となりました。
揺れによる火災発生⇒報知器サイレンより全員グランドに集合点呼⇒担当⇒教頭・校長への報告まで3分48秒ということでした。早いに越したことではありませんが、いかに安全に避難誘導できているか、真剣みをもって訓練できているかが肝です。
南海トラフ大地震はいずれ来る確率が非常に高くなってきていると言われますが、この『独り言』を書いている時に来るかもしれませんし、私が生きている時には来ないかもしれません。実際に来た時に、学校としては全員無事に助ける助かることが第一義ですが、更に『防災ALT(こども防災学習グループ)』が地域を担える防災リーダーに育ち、地域貢献してくれることになれば、なお素晴らしいことだなあ〜と考えています。
東日本大震災後の、宮城県気仙沼市の階上(はしがみ)中学校卒業式の答辞で述べられた、『これは天命〜これを受け入れて〜』という件がどうしても忘れられません。自然の驚異に抗える術もない人間ですから、少なくとも命を守るトレーニングだけは気持ちを込めて欠かさずに行っていきたいと思います。
今、世間でかまびすしく言われる『核・ミサイル・戦争』などは、人の命を本当に軽んじている行為で到底受け入れられません。あまり防ぎようのないこんなことで命を落とすことになっても、間違っても『天命』とは言わないですよね!