学校日記

『校長室のひとりごと』NO.140

公開日
2018/11/10
更新日
2018/11/10

校長室コラム

 『創立50周年記念式典』が厳粛な中執り行われました。最後の生徒の合唱(cosmos)の時は感激で、目頭が熱くなりました。
 校長式辞を掲載します。

【菊薫る今日このよき日、白鷺中学校『創立50周年記念式典』を執り行ないましたところ、ご来賓の皆様にはご多忙の中ご臨席賜り、錦上華を添えていただきましたこと、高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。ご来賓の皆様のご紹介は後ほどさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

 さて、白鷺中学校の歴史を改めて振り返りますと、昭和35年(1960年)に、東住吉中学校の第1学年のみが通う分教場として、この地で産声をあげました。以来8年の月日を経て、昭和43年(1968年)に白鷺中学校として開校し、実に半世紀の歴史を刻み、今日のよき日を迎えることが出来たわけです。
 この間の地域並びに関係諸団体の皆様・歴代校長先生をはじめとする学校関係の皆様のご苦労に、改めて敬意を表するところであります。

 さて、生徒の皆さんにはこの3年間、何事にも『創立50周年』を念頭に置いて取組もうと声をかけてきました。学校教育目標を【心〜魅力ある生徒の育成〜】校訓を『思いやり』と『そうぞう力』とし、『創立50周年』を迎えた時の白鷺中学校をイメージし、合言葉を『「思いやり」と「そうぞう力」に溢れるみんなにとっておもろい学校』と設定して、様々なことに取組んできました。年を追う毎に、成果もあがり、極めて素晴らしい足跡を残してくれたことを誇りに思います。
 この式典についても、生徒の皆さんが主体となる場として設けました。心に残る式典であり、この後の様々な教育活動に向けていいスタートが切れる、そんな起点となる式典であってほしいと願っています。

 皆さんにお渡しする記念誌には、白鷺中学校半世紀の歴史と、未来が詰まっています。是非ともしっかりと読んで、この記念すべき年に在学している喜びを味わってほしいと思っています。

 国が取組む『人生100年計画』になぞらえ、『白鷺中学校100年の計』を考えれば、『創立50周年』は丁度折り返し地点となります。今後も進取気鋭の精神で、『人づくり、地域づくり』の一翼を担う学校でありたいと考えております。
 新校舎建設も次年度より始まります。後半の50年を更に素晴らしいものにしていくのに相応しいスタートになるものと思います。

 結びと致しまして、地域や関係諸団体の皆様方におかれましては、今後とも、相変わりませぬご理解ご協力を頂きたくお願いを申しあげます。
 生徒の皆さんの益々の活躍と、白鷺中学校の末永い繁栄を祈念して、式辞とさせていただきます。
        平成30年11月10日 大阪市立白鷺中学校長 藤井 徹