学校日記

1/13(火)全校集会

公開日
2026/01/13
更新日
2026/01/13

学校日記

定例の全校集会がありました。
教頭講話の後、藤田先生より今週の土曜授業における防災学習の班編成がありました。
教頭講話は以下のとおりです。

おはようございます。校長先生は病気療養中のため、復帰されるまでもうしばらくかかりそうです。皆さんも一日も早い復帰を祈ってください。
昨日は『成人の日』でした。ニュースでは全国各地で「二十歳のつどい」が盛大に開催される様子が報じられていました。
2022年の民法改正により、成年年齢は18歳に引き下げられました。しかし、受験や卒業・就職の時期と重なる18歳では参加が難しいため、多くの自治体では、満20歳を祝う行事を「二十歳のつどい」として続けています。
法律上では18歳から成人ですが、飲酒・喫煙・ギャンブルの年齢制限は依然として20歳です。つまり、法的には18歳で大人になっても、社会的・文化的節目としての「二十歳」には特別な意味があります。
さて、18歳とか、20歳とか、「大人になる」なんてまだまだ先のことだと思っている人もいるかも知れませんが、果たしてそうでしょうか?
古代ローマでは、少年がそれまでの子ども用衣装を脱ぎ、成人トーガ(絵画や彫刻なのでよく見る白い一枚布のこと)を身にまとい、1417歳頃に成人式が行われました。また、日本の武士階級では、1215歳の時に「元服」という成人式を行い、大人としての名と髪型を授与されました。
つまり、時代が異なれば、皆さんのような中学生年代は法律的に「成人」として認められ、社会的にも「大人」として扱われていたということです。
では、「大人になる」とはどういうことでしょうか?それは単に年齢を重ねることではありません。自分で稼いだお金を自分の意志で使えるという一面もありますが、もっと大切なのは「責任ある行動を求められる」ということです。
話は変わりますが、先週、ショッキングなニュースを目にしました。栃木県の高校生や熊本県の中学生が、それぞれに抵抗しない相手の頭部を一方的に殴る、蹴る、首を絞めるなどの暴行をしている様子を撮影した動画がネット上に公開されていました。そしてその動画は各種SNSを通じ、全世界に瞬く間に拡散されました。
「あまりにも一方的にやりすぎじゃないか?」「やられている子の命は大丈夫かな」「周りで撮影し、はやし立てている子たちはなぜ止めないんだろう」というやりきれない思いとともに、私が恐ろしいなと感じたのは、その動画を不特定多数の人の目に触れるSNS上に公開した人がいることと、その加害少年の所属校や名前を調べあげ、「晒し」、心ない言葉とともに私的に罰を与えようとする多くの無名の人たちがいることです。
加害少年、傍観者たち、撮影者、そして動画を公開した人、加害者をさらし者にしようとする無名の人たち…この中に「本当の大人」と呼べる人はいるでしょうか?
「成人の日」にちなんで、皆さんも「大人になるとはどういうことか」について考えてみてください。学級や部活動、家庭でのふるまいの中に、その答えはあります。
今週の土曜授業では、地域の防災リーダーの方々を迎えて防災学習を行います。いざ地震や火事などの災害が起きたら、皆さんも家族や地域を守る立派な大人の一人です。半日ではありますが、しっかり学び、身につけてください。