学校日記

卒業証書授与式☆式辞

公開日
2024/03/13
更新日
2024/03/13

お知らせ

               式 辞  
 やわらかな光の中で、大地の鼓動が確かな春の訪れを伝える今日のこの佳き日に、第七十七回卒業証書授与式を挙行できますことを、心より厚く感謝申しあげます。
 また、本日巣立ってゆきます百四十一名の卒業生の前途を祝し、錦上に花をそえていただきましたご来賓の皆様方には、高い所からではございますが心より厚くお礼申しあげます。
 さて、ただいま、中学校三カ年の全課程を修了し、卒業証書を手にした卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。今、卒業証書を受け取り、三年間のさまざまな出来事が脳裏を駆け巡っていることと思います。楽しかったことはもちろん、苦しかったことや悔しかったこともふくめて、そのすべてが、かけがえない思い出の日々なのだと思います。
 私は、皆さんのそんな三年間の中学校生活を、共に過ごす縁をいただきました。一年生、二年生、三年生と着実に成長する皆さんの姿をさまざまな場面で見ることは、私にとっての楽しみであり、大きな喜びでもありました。
 皆さんは、仲間を大切にしながら、明るい笑顔で何事にも全力で取り組んでいました。その姿は、現在の加美中の土台をより強固なものにしてくれたと思います。
 さて、ここで卒業生の皆さんの門出に当たり、2つのメッセージを送りたいと思います。一つ目は、「人に感謝できる人でいてほしい。」ということです。I phoneの生みの親であるスティーブ・ジョブズ氏は「感謝の心が人を育て、感謝の心が自分を磨く」と言っています。感謝することは、自分自身を人から感謝される人間に成長させてくれます。そして、何よりも感謝のことばは人を優しくしてくれます。今日は皆さんの節目の日です。ぜひ『ありがとう』の言葉を素直に表現して、支えてくれた仲間、先生、そして誰よりも家族の方々に気持を言葉にして伝えてほしいと思います。
 二つ目は「夢を持ってほしい」ということです。小さい時の夢は叶うこともありますが、往々にして憧れだけで終わることが多いものです。でもこれから持つ夢は実現することを前提にした夢にしてほしいと思います。前述のジョブズ氏は夢について「実現できるか否かは途中であきらめるかどうかにかかっています。必要なのは強い情熱なのです。」とも言っています。皆さんにも情熱を注げるような夢を持ち、充実した人生を送ってくれることを願います。
 さて、皆さんが生きていく未来の時代は、世界のグローバル化や人工知能の急激な進化により、変化と挑戦に満ちた時代であると言われています。大変なこともたくさんあるでしょう。しかし、皆さんは未来への可能性を秘めた素晴らしい若者たちです。加美中で学んできた「考える力」を駆使し、たくましく、そして心豊かに、未知の冒険に立ち向かっていってほしいと思います。皆さんの活躍を楽しみにしています。
 最後になりましたが、保護者の皆様に、一言お礼を申しあげます。大切なお子様を三年間お預かりして参りました。至らない点も多々あったかと思いますが、生徒たちはたくましく成長し、今日の日を迎えることができました。これもひとえに保護者の皆様のご理解とご協力があったおかげと深く感謝しております。三年間ありがとうございました。そして、大きな節目に当たり、ひとまずですが、お疲れ様でした。
 また、保護者の皆様によるPTA活動も本校の教育には欠かせないものです。数々の取り組みを企画し、前向きに活動していただきました。重ねてお礼申しあげます。
 それでは第七十七期卒業生の皆さん、胸を張り、持ち前の笑顔で新しいステージに向かって、飛び出してください。皆さんの前途に幸多かれと祈り、式辞といたします。

           令和六年三月十三日 大阪市立加美中学校
                      校 長 谷塚 高雅