宇宙からの訪問者☆8月21日
- 公開日
- 2025/08/21
- 更新日
- 2025/08/21
お知らせ
8月19日の夜、西日本の上空にとても明るい「火球(かきゅう)」が現れました。火球とは、流れ星の中でも特に明るいもののことです。今回の火球は秒速約21kmという速さで大気に飛び込み、燃えながら強い光を放ちました。
大きさは数十センチから数メートルほどと考えられていますが、大気との激しい摩擦で高温になり、一瞬で燃え尽きました。NASAの観測では、この時に放出されたエネルギーは「1.6キロトン」──小さな隕石でも大きなエネルギーを持っていることがわかります。
火球はめったに見られない現象ですが、夜空を見上げれば、いつでも宇宙とつながっています。みなさんも空を見上げて、宇宙の科学のふしぎを感じてみてください。